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PLATE — युधिष्ठिर
BHARATA · ヒンドゥー神話
युधिष्ठिर

ユディシュティラ

ダルマラージャ · ダルマプトラ · アジャータシャトル

パーンダヴァ五兄弟の長兄で、法の神ダルマの子。争いを厭う徳の人でありながら、骰子賭博に敗れて一族を破滅の戦へと導いてしまう。

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解説

概要

ユディシュティラ(Yudhiṣṭhira / युधिष्ठिर)は『マハーバーラタ』の主人公の一人で、パーンダヴァ五兄弟の長兄である。法の神ダルマを父とし、ダルマラージャ(法の王)、ダルマプトラ(法の子)、アジャータシャトル(敵なき者)とも呼ばれる。徳性が高く人望を集める一方、争いを厭う性格ゆえに決断が遅れ、骰子賭博に敗れて一族を破滅へ導いた人物でもある。叙事詩は彼を通じて、正しさとは何かという問いを繰り返し立てる。

神話・物語

パーンドゥは諸国を平定したのち、盲目の兄ドリタラーシュトラに王位を譲って森に隠棲した。父の死後、母クンティーは五人の子を連れて王都ハースティナプラへ戻り、伯父の保護を受ける。カウラヴァ百王子の長兄ドゥルヨーダナは王位継承を脅かされることを恐れ、繰り返し兄弟の殺害を企てた。燃えやすい材で建てた館に一族を誘い込んで焼き殺そうとした企ても、叔父ヴィドゥラの助言によって見破られ、ユディシュティラは自ら館に火を放って地下道から脱出している。

物語を決定づけるのは骰子賭博である。ドゥルヨーダナは骰子の達人シャクニを立て、父を通じてユディシュティラを勝負に招いた。申し込まれた勝負を断るのはクシャトリヤの恥であるとして応じた彼は、シャクニの詐術に敗れ、財産、弟たち、自分自身、そして妻ドラウパディーまでも失う。パーンダヴァは十三年の追放を課された。もっとも叙事詩は、彼自身が骰子を好んでいたことも隠さない。追放中に骰子の極意を授かり、潜伏の一年を宮廷賭博師として過ごす場面は、この人物の弱さと技量が同じ一点にあることを示している。

追放の途上、彼は父ダルマによる試練を受ける。池の水を汲みに向かった四人の弟が次々と倒れ、最後に自ら赴いたユディシュティラは、ヤクシャ(夜叉)の問答に応じる。「大地より重いものは何か」——「母である」。「天空より高いものは何か」——「父である」。「風より速いものは何か」——「思考である」。答えに満足したヤクシャが弟一人の蘇生を許すと、彼は同腹の弟ではなく異母弟ナクラを選んだ。二人の母それぞれに一人ずつ子を残すのが情理にかなうという理由である。ヤクシャはダルマ神の姿を現し、すべての弟を蘇らせた。

図像と象徴

固有の像容は定まっていない。図像に現れるのは、戦車に乗る王としての姿か、弟たちとクルクシェートラの野に並ぶ場面である。戦車の旗標には金の月と星が掲げられ、法螺貝はアナンタヴィジャヤ(無限の勝利)と呼ばれた。象徴として繰り返されるのは武器ではなく骰子であり、彼の徳と過ちの双方を一つの小道具が担っている。

系譜と関係

母はクンティー、父は法の神ダルマ。弟にビーマアルジュナ、そして異母弟のナクラとサハデーヴァ。妻はドラウパディーで、子にプラティヴィンディヤがある。ドラウパディーは五兄弟共通の妻であり、長兄として最初に彼女と結ばれた。異父兄にあたるカルナの存在を知るのは、その死後のことである。

文化的足跡

戦後、親族を殺し合った末の勝利に厭世的となったユディシュティラは王位を退こうとするが、弟たちとクリシュナ、聖仙ヴィヤーサに説かれて即位した。老王ドリタラーシュトラを最期まで敬い、十五年にわたって国を治めたと語られる。クリシュナの死後は王国をアルジュナの孫パリークシットに委ね、兄弟と妻を伴って死出の旅に出る。一人また一人と倒れてゆくなか、彼は最後まで歩き続けた。天界へ迎えに来たインドラが、道中つき従ってきた犬を置いていくよう告げると、彼は自分を頼る者を捨てて天へ上ることはできないとして拒む。犬はダルマ神の化身であり、これが最後の試練であった。この挿話は、規則よりも情義を選ぶ姿として、インドの倫理思想でしばしば引かれる。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q983067 — 骨格データの出典
Commons
Yudhishthira — 図像カテゴリ