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プラジャーパティ
PLATE — प्रजापति
BHARATA · ヒンドゥー神話
प्रजापति

プラジャーパティ

プラジャーパティ · 生類の主 · 造物主

ブラフマーとプラジャーパティ(チェンナイ政府博物館蔵)/CC BY-SA 4.0 CC BY-SA 4.0

「生類の主」を意味する創造神の称号。ヴェーダでは自らを供犠として捧げ、その身体から世界が生じたと説かれる。プラーナではブラフマーの意より生まれた十人の創造神を指し、七聖仙と重なる。

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解説

概要

プラジャーパティ(prajāpati、「造物主」「生類の主」)は、インド神話に登場する宇宙万物の創造神たちである。

広義では、プラーナ文献などに記載されているブラフマー神が生み出した「プラジャーパティ」と呼ばれる十人の創造神の呼び名である。十人説のほかに、七人説、八人説、十六人説などもある。

『ヴェーダ』にも記述があり、インドラ、サヴィトリ、ソーマ、ヒラニヤガルバなど創造神を指している。『ブラーフマナ』では、ブラフマー神を指す。

ヴェーダにおける展開

『リグ・ヴェーダ』第10巻の後期の讃歌において、プラジャーパティは「誰に我らは供物を捧げるべきか」(カスマイ・デーヴァーヤ)という問いとともに現れる。この問いを繰り返す讃歌の末尾で、答えとしてプラジャーパティの名が挙げられる。

『ブラーフマナ』文献では、プラジャーパティが最高の創造神となる。自らを供犠として捧げ、その身体から世界が生じたと説かれる。創造とは供犠であり、供犠とは自己の分割である——ヴェーダ祭式の理論の中核をなす観念である。

ウパニシャッドの時代には、プラジャーパティの位置はブラフマンに取って代わられ、プラーナの時代にはブラフマー神と同一視されるようになった。

十人のプラジャーパティ

『マヌ法典』などが挙げる十人は、マリーチアトリアンギラスプラスティヤプラハクラトゥヴァシシュタ、プラチェータス(ダクシャ)、ブリグナーラダである。

これらはブラフマーの「意より生まれた子」(マーナサプトラ)であり、七聖仙(七聖仙)と重なる。

図像と象徴

本サイトが掲げるのは、ブラフマーとプラジャーパティの像である(チェンナイ政府博物館蔵)。

創造神の名が複数の神に適用される称号であるという点が、この神格を規定する。固有名詞ではなく、創造の役割を担う者への呼称である。

関わる神格・伝承

ブラフマーと同一視される。十人のプラジャーパティはブラフマーの意より生まれた子。

文化的足跡

「プラジャーパティ」は、インドの創造神学の変遷を追う鍵となる名である。ヴェーダの供犠の神から、プラーナの祖先神へと位置を変えた。

なおヒンドゥー教は今日も信仰されている生きた宗教であり、本項の記述はその神格の伝承と図像に関する学術的な整理である。

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領分・別名

INTERPRETATIO — 同一視・同源
ブラフマー ヒンドゥー神話 同一視
ヴェーダの創造神。ヴェーダ後の文献で両者は事実上重なり、祭式ではブラフマーがプラジャーパティの姿で招かれる。同一視は史料上明確だが、名は同源ではない
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資料

Wikidata
Q2017194 — 骨格データの出典