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GLOSSARIUM · MAHĀVIDYĀ

マハーヴィディヤー

「大いなる知」を意味し、シャークタ派(女神信仰)がタントラの体系のなかで立てる十柱の女神群を指す。ダシャ・マハーヴィディヤー(十大明妃)とも呼ばれる。一般に行われる一覧はカーリーターラートリプラ・スンダリーブヴァネーシュヴァリーバイラヴィーチンナマスタードゥーマーヴァティーバガラームキーマータンギーカマラーの十柱である。由来を語る説話では、夫シヴァに実家の祭への参列を阻まれたサティーが怒り、十の姿に分かれて四方を塞いだとされる。穏やかな相と恐るべき相、富をもたらす相と不吉を司る相が同じ一組に収められている点に特徴があり、女神の働きを一つの体系として捉えようとする試みとして理解される。十柱それぞれに固有の真言と図像が定められ、シュリーヴィディヤーをはじめとする流派がこれを実践の中心に据えた。

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