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PLATE — मातङ्गी
BHARATA · ヒンドゥー神話
मातङ्गी

マータンギー

ウッチシュタ・マータンギニー · チャンダーリー · タントラのサラスヴァティー

マハーヴィディヤーの第九で、タントラのサラスヴァティーと呼ばれる。残り物の供物を受ける、浄と不浄の境を越える女神。

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解説

概要

マータンギー(Mātaṅgī / मातङ्गी)は、マハーヴィディヤー(十大明妃)の第九に数えられる女神である。言葉、音楽、学芸を司ることから「タントラのサラスヴァティー」と呼ばれる。同時に、身分秩序の外に置かれた者と結びつけられ、通常は不浄とされる残り物の供物によって祀られる。浄と不浄の境を越える女神として、シャークタ派のなかでも特異な位置を占める。

神話・物語

由来には複数の伝えがある。ある説話では、ヴィシュヌラクシュミーシヴァパールヴァティーを訪ねて食物を捧げたとき、床にこぼれた食べ残しから乙女が現れた。すでに供えられた食物から生じたことから、彼女は残り物(ウッチシュタ)を受ける女神とされたという。

別の伝えでは、パールヴァティーが夫と会うためにチャンダーリー——身分秩序の外に置かれた集団の女——の姿に変じたとする。シヴァはその姿を認めて讃え、以後この相をマータンギーと呼ぶこととした。

いずれの版でも、不浄とされるものが女神の側から積極的に引き受けられている点が共通する。バラモンの祭式が厳格な清浄規定に立つのに対し、この女神への礼拝はそれを反転させる形をとる。

図像と象徴

緑ないし暗い色の肌をもつ女性として描かれる。ヴィーナー(弦楽器)を執り、鸚鵡を伴い、赤い衣をまとう。三日月を冠に戴く形もある。緑はサラスヴァティーの白と対をなし、正統の学芸の女神に対するタントラ側の対応物であることを示す。

象徴となるのは残り物である。捧げる前の清浄な供物ではなく、すでに口をつけられたものを受けるという一点に、この女神の位置が集約されている。

系譜と関係

シヴァの配偶神とされ、パールヴァティーの一相として理解される。マハーヴィディヤーの体系では、言葉を封じるバガラームキーと対をなし、彼女は言葉を与える側に立つ。学芸の女神という点でサラスヴァティーと重なるが、清浄を重んじるサラスヴァティーに対し、こちらは不浄を引き受ける点で正反対である。

文化的足跡

南インドには、ウッチシュタ・マータンギニーの名で祀られる伝統がある。ヴァーラーナシーにも祠があり、シャクティ・ピータの一つに数えられることもある。

近現代の研究では、この女神が身分秩序の外に置かれた集団と結びつけられてきたことが、社会史の観点から注目されてきた。不浄とされた者を女神として立てる発想が、既存の秩序への批判を含むとみる読みもあれば、逆に周縁を体系の内側へ回収する仕組みとみる読みもある。評価は分かれており、断定を避けて扱う必要がある。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q17634885 — 骨格データの出典
Commons
Matangi — 図像カテゴリ