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PLATE — संज्ञा
BHARATA · ヒンドゥー神話
संज्ञा

サンジュニャー

サラニュー · サンギャー · スヴァルチャラー

太陽神スーリヤの正妃。夫の熱に堪えかねて影の分身を残し、牝馬に姿を変えて去った。ヤマ、ヤムナー、マヌ、アシュヴィン双神の母である。

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解説

概要

サンジュニャー(Saṃjñā / संज्ञा)は、太陽神スーリヤ(ヴィヴァスヴァット)の正妃とされる女神である。『リグ・ヴェーダ』ではサラニューの名でトヴァシュトリの娘とされ、後代の文献ではヴィシュヴァカルマンの娘サンジュニャーとして語られる。夫の熱に堪えかねて自らの影を身代わりに残し、牝馬に姿を変えて去ったという説話で知られる。ヤマヤムナー、現在の人類の祖ヴァイヴァスヴァタ・マヌ、そして神々の医師アシュヴィン双神の母にあたる。

神話・物語

『リグ・ヴェーダ』が伝える話は、断片的で謎めいている。トヴァシュトリの娘サラニューはヴィヴァスヴァットに嫁ぎ、双子のヤマとヤミーを産む。まもなく彼女は姿を消し、あとには「同種の女(サヴァルナー)」が残された。身代わりが夫に与えられ、サラニュー自身は牝馬の姿となって去る。ヴィヴァスヴァットは牡馬となって追い、二頭の馬の交わりから、半ば馬にして半ば人であるアシュヴィン双神が生まれた。そののち彼女は、ヤマとヤミーも、生まれたばかりのアシュヴィンも置き去りにする。理由は語られない。

紀元前5世紀頃のヤースカ『ニルクタ』は説明を補い、彼女が自らの意志で牝馬になったこと、身代わりサヴァルナーからマヌが生まれたことを記す。マヌが人類の祖であることによって、この系譜は神から人へ渡る境目に置かれる。数世紀後の『ブリハッド・デーヴァター』はさらに詳しく、彼女に三つの頭をもつ双子の兄弟トリシラスがいたこと、自分に似た女を作って子らを託したうえで去ったことを述べる。

『ハリヴァンシャ』以降、名はサラニューからサンジュニャーへ替わり、身代わりにはチャーヤー(影)という名が与えられる。夫の輝きに堪えられぬ妻が影を残すという筋は、ここで明確な形をとる。妻の不在に気づいたスーリヤは自らの輝きを削らせ、彼女を連れ戻した。削り取られた光からは神々の武器が作られたと伝えられる。チャーヤーは残ってスーリヤとのあいだに子をなし、そのひとりが土星の神シャニである。

図像と象徴

独立した像容はほとんど伝わっていない。作例としては、スーリヤの傍らに立つ妃像として、あるいは牝馬に姿を変えた場面として描かれるにとどまる。象徴の中心にあるのは牝馬への変身と、影という分身である。ウェンディ・ドニガーは、サラニューからサンジュニャーへの改名を、動きと自然の力に結びついた女神から、実在と現れ・自己と影という二重性の主題へと関心が移った証左として読む。サンジュニャーという語自体が「しるし」「像」を意味することは、この読みを支えている。彼女はいわば、自分自身の像である。

系譜と関係

父はトヴァシュトリ、後代の文献ではヴィシュヴァカルマン。名はサンスクリットの語根 sar(流れる、走る)に由来し、川や風を形容する語 saraṇyú の女性形にあたる。移動と速さを含意するこの名が、逃走と変身の物語と響き合う。『スカンダ・プラーナ』は、ディヤウ(天)、ラージニー(女王)、トヴァーシュトリー(トヴァシュトリの娘)、プラバー(光)といった異名を挙げる。

夫はスーリヤ。子はヤマ、ヤムナー、マヌ、アシュヴィン双神、そしてレーヴァンタ。影の分身チャーヤーの子としてシャニ、タパティ、サーヴァルニ・マヌが数えられる。

文化的足跡

太陽の妻が二人あるという構図は、夜明けと夕暮れの対として読まれてきた。ドニガーは、サンジュニャーを暁を意味するサンディヤーの言い換えと解し、その分身は夕暮れを示すとみる。名の意味と時刻の対応が重なり合う点で、この読みには一定の説得力がある。神話としての知名度は高くないが、ヤマ・ヤムナー・マヌ・アシュヴィン双神という重要な神格の系譜がひとつの女神に集まっており、インド神話の系図を辿るうえでは要となる位置を占めている。

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領分・別名

親・配偶者・子までを表示(全体はフル系図ページへ)。実線=主要伝承点線=異伝・別系統

संज्ञा
サンジュニャー
ヒンドゥー神話
सूर्य
スーリヤ
配偶者
収載データなし
संज्ञा
サンジュニャー
ヒンドゥー神話
収載データなし
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資料

Wikidata
Q1892398 — 骨格データの出典
Commons
Sanjna — 図像カテゴリ