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PLATE — प्रद्युम्न
BHARATA · ヒンドゥー神話
प्रद्युम्न

プラデュムナ

カーマの転生 · 四ヴューハの第三 · ルクミニーの子

クリシュナとルクミニーの子で、愛神カーマの転生とされる人物。育ての母が実は前世の妻ラティであった説話で知られる。

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解説

概要

プラデュムナ(Pradyumna / प्रद्युम्न)は、クリシュナルクミニーの子である。シヴァに焼かれた愛神カーマの転生とされ、父に劣らぬ美貌をもつと描かれる。生後まもなく魔王シャンバラにさらわれ、育ての母となった女性が実は前世の妻ラティであったという説話で知られる。ヴィシュヌ派パーンチャラートラの四ヴューハ(顕現形)の第三に数えられる。

神話・物語

『バーガヴァタ・プラーナ』第十巻が伝える。生まれて十日ほどのころ、魔王シャンバラが彼をさらった。自らを殺す者が生まれたという予言を聞いていたためである。魔王は嬰児を海へ投げ込んだ。呑み込んだ魚が漁師に獲られ、魔王の厨へ運ばれる。腹を裂くと生きた嬰児が現れた。

これを引き取ったのが、厨を預かるマーヤーヴァティーであった。彼女は前世をカーマの妃ラティといい、夫がシヴァの怒りの火に焼かれたのち、いつか転生した夫と再び結ばれると告げられて待っていた身である。聖仙ナーラダから事の次第を知らされた彼女は、その子を我が子として育てた。

長じたとき、彼女は自分が母ではないこと、彼が誰であるかを明かす。当初とまどった彼も真相を受け入れ、幻術を授かって魔王と戦い、これを討った。二人は空を飛んでドヴァーラカーへ帰る。宮殿に現れた彼をルクミニーは我が子と気づかず、あまりに夫に似ていることに戸惑ったが、ナーラダが再び現れて経緯を語り、母子は再会したと語られる。

殺すために攫った子が、その手もとで育って自らを討つという構図になっている。前世の妻が育ての母となるという設定も、インドの説話文学において特異な位置を占める。

図像と象徴

固有の像容はほとんど伝わっていない。パーンチャラートラの体系においては、四ヴューハの一体として象徴的に配される。象徴となるのは、腹を裂かれた魚から現れる嬰児であり、殺すために海へ投げられたことが救いの経路となる。

系譜と関係

父はクリシュナ、母はルクミニー。妻はマーヤーヴァティー、およびルクミンの娘ルクマヴァティー。子はアニルッダで、その妻ウシャーをめぐってシヴァの陣営との戦いが起こる。カーマの転生とされることから、カーマデーヴァの項とも連なる。

パーンチャラートラ派は、ヴィシュヌの四つの顕現形をヴァースデーヴァ(クリシュナ)、サンカルシャナ(バララーマ)、プラデュムナ、アニルッダとし、それぞれに知・力・威・勢といった属性を配した。血縁の系譜がそのまま神学の体系に組み込まれている例である。

文化的足跡

魚に呑まれた子が助かるという主題は、南アジアから西アジアにかけての説話に類例が多い。もっとも本篇の眼目は、前世の妻が育ての母として現れ、育て終えたのちに妻へ戻るという時間の入れ子にある。

ヤーダヴァ族が同族争いによって滅んだとき、彼もまた命を落としたと語られる。四ヴューハの一体として神学的な位置を与えられながら、物語の上では父の一族とともに滅びる者として描かれている。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q3764980 — 骨格データの出典
Commons
Pradyumna — 図像カテゴリ