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PLATE — अनिरुद्ध
BHARATA · ヒンドゥー神話
अनिरुद्ध

アニルッダ

アニルッダ王子 · 四ヴューハの第四 · ヴァジュラの父

プラデュムナの子でクリシュナの孫。アスラ王の娘ウシャーとの婚姻をめぐる戦いによって知られ、四ヴューハの第四に数えられる。

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解説

概要

アニルッダ(Aniruddha / अनिरुद्ध)は、プラデュムナの子、クリシュナの孫である。名は「妨げられぬ者」を意味する。アスラ王バーナースラの娘ウシャーとの婚姻をめぐって起こった戦いによって知られる。ヴィシュヌ派パーンチャラートラの四ヴューハ(顕現形)の第四に数えられ、その子ヴァジュラがヤーダヴァ族の滅亡を生き延びて王統を継いだ。

神話・物語

『バーガヴァタ・プラーナ』第十巻が伝える。アスラ王バーナースラは千の腕をもち、シヴァの熱心な信者であった。その娘ウシャーは、ある夜、見も知らぬ若者と結ばれる夢を見て恋に落ちる。友人チトラレーカーは絵に長けた行者であり、神々からアスラ、人に至るまでの姿を描いてみせた。ウシャーが指したのがアニルッダの像である。チトラレーカーは行の力によって夜のうちにドヴァーラカーへ飛び、眠る彼をそのまま王城ショーニタプラへ運んだ。

ウシャーの部屋に匿われていたことが露見すると、バーナースラは兵を差し向けた。彼は門の閂を武器に戦って多くを倒したが、ついにナーガの縛によって捕らえられる。

孫の行方が知れぬまま数か月が過ぎたのち、ナーラダが事情を告げた。クリシュナはバララーマとプラデュムナを伴ってヤーダヴァの軍を率い、ショーニタプラを囲む。バーナースラの側にはシヴァとスカンダが加勢し、ハリ(ヴィシュヌ)とハラ(シヴァ)の陣営が正面から衝突する戦いとなった。

勝敗が決したのち、シヴァはクリシュナに信者の助命を請う。クリシュナはこれを容れ、千の腕のうち四本だけを残して切り落とし、命は取らなかった。アニルッダはウシャーを伴ってドヴァーラカーへ帰り、婚礼が営まれたと語られる。

図像と象徴

固有の像容はほとんど伝わっていない。パーンチャラートラの体系においては、四ヴューハの一体として象徴的に配される。象徴となるのは門の閂であり、武器を持たぬまま捕らわれの部屋で戦ったという一段が、この人物を示す標となっている。

系譜と関係

父はプラデュムナ、母はマーヤーヴァティー(ルクマヴァティーとする伝えもある)。祖父はクリシュナ、祖母はルクミニー。妻はウシャー、子はヴァジュラ。

パーンチャラートラ派は、ヴィシュヌの四つの顕現形をヴァースデーヴァ(クリシュナ)、サンカルシャナ(バララーマ)、プラデュムナ、アニルッダとし、それぞれに知・力・威・勢といった属性を配した。祖父・大伯父・父・自身という四代の血縁が、そのまま神学の体系に組み込まれている。

文化的足跡

ヤーダヴァ族が同族争いによって滅んだとき、彼もまた命を落としたと語られる。だが子ヴァジュラは生き延び、アルジュナに伴われてインドラプラスタへ移り、王位に就いた。クリシュナの血統が絶えなかったのはこの一点による。

ウシャーとの婚姻譚は、夢に見た相手を絵によって探し当てるという主題をもち、インドの説話文学と美術において好んで扱われてきた。ハリとハラの陣営が争うという構図も、ヴィシュヌ派とシヴァ派の関係を映すものとしてしばしば論じられる。もっとも物語の結末は両者の和解であり、対立そのものを主題とするものではない。

なお、仏教の釈迦十大弟子の一人アヌルッダ(阿那律)は同じ名の別人であり、混同されることがある。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q2879755 — 骨格データの出典
Commons
Aniruddha — 図像カテゴリ