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PLATE — दैत्याः
BHARATA · ヒンドゥー神話
दैत्याः

ダイティヤ

ダイティア · ディティの子ら · Daitya

カシュヤパとディティの裔であるアスラの一族。ヒラニヤークシャ、ヒラニヤカシプ、マハーバリを出し、ヴィシュヌの化身三つがこれを退けた。

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解説

概要

ダイティヤ(サンスクリット दैत्याः)は、ヒンドゥー教におけるアスラの一族である。カシュヤパと妻ディティの裔にあたる。

主だった者としてヒラニヤークシャヒラニヤカシプ、マハーバリが挙げられる。いずれも大地を席巻し、これを退けるのにヴィシュヌの化身が三度を要した。

神話・物語

『ハリヴァンシャ・プラーナ』が出自を記す。マリーチの子カシュヤパは、プラジャーパティの二人の姉妹ディティとアディティを娶った。アディティとのあいだに十二の天族——ダータ、アリヤマン、ミトラ、ヴァルナ、アンシャ、バガ、インドラ、ヴィヴァスヴァット、プーシャン、パルジャニヤ、トヴァシュトリ、ヴィシュヌ——をもうけ、ディティとのあいだに力あるヒラニヤカシプをもうけた。ダイティヤの首長ヒラニヤークシャはその弟である。

ヒラニヤカシプには五人の子——プラフラーダ、フラーダ、サングラーダ、ジャンバ、アヌフラーダ——があり、プラフラーダの子ヴィローチャナ、その子がバリである。その子孫は地上に数えきれぬほど広がった。

『マヌ法典』はダイティヤを善なるものに分類しつつ、デーヴァより低い位に置く。苦行者、隠者、バラモン、天界の存在、月宿、そしてダイティヤは、サットヴァ(純質)に与る第一の状態を表すという。

思想家オーロビンドは『リグ・ヴェーダ』の解釈において、名がディティに由来すると説く。ディティは「分たれた意識」「分離する意識」を表す。「無限にして分たれざるアディティは神々の母であり、ディティすなわちダヌ、分離、分かつ意識はティーターンたちの母である。ゆえに人のうちなる神々は光と無限と統一へ向かい、ティーターンたちは闇の洞に住み、分たれた世界へ現れ出る」。

弟子のノリニ・カンタ・グプタは、インドの哲学的伝統がダイティヤやアスラを本質的に悪と見なさず、永久に断罪された存在とも見なさなかったと述べる。「ディティとアディティは姉妹であり、同一の至高者の双つの相である」。ダイティヤは神そのものの一形態と見られ、その敵対は最終的に神の意志への服従と、そこへの融合に至るのだという。

図像と象徴

固有の図像は伝わらず、本サイトも主画像を掲げない。ダイティヤは個々の神格ではなく一族の名であり、造形されるのは常にその成員——ヒラニヤカシプ、ヒラニヤークシャ、マハーバリ——である。

象徴として押さえておきたいのは、この一族が神々と血を分けているという点である。父はいずれもカシュヤパであり、母がディティかアディティかの違いしかない。善と悪、神と魔の対立が、姉妹の子どうしの対立として設定されている。

関わる神格・伝承

母はディティ、父はカシュヤパ。アディティの子であるアーディティヤ神群と対をなす。同じアスラの一族としては、ダヌの裔であるダーナヴァがある。

ヴィシュヌの化身のうち、ヴァラーハがヒラニヤークシャを、ナラシンハがヒラニヤカシプを、ヴァーマナがマハーバリを退けた。十化身のうち三つがこの一族への対応として説明されることになる。

文化的足跡

日本語圏では、インド神話の敵役といえば「阿修羅」の名で知られるアスラが挙げられ、その内部の系譜まで紹介されることは少ない。

しかしダイティヤとアーディティヤが同じ父を持つ姉妹の子であるという設定は、この神話体系の性格を示している。神々と敵対者は別の系統ではなく、一つの家系の分岐である。オーロビンドやグプタの読みは、この構造を「分かつ意識」と「分たれざる意識」の対比として解釈したものにあたる。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q2077121 — 骨格データの出典