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パールヴァティー
PLATE — पार्वती
BHARATA · ヒンドゥー神話
पार्वती

パールヴァティー

ウマー · ガウリー · パルヴァティ

Unknown author (c. 1940s–50s), public domain PUBLIC DOMAIN

ヒンドゥーの女神。シヴァの妃であり、宇宙を動かす女性原理シャクティを体現する。愛と婚姻と豊穣の恵み深い母神であると同時に、ドゥルガーやカーリーとして悪を討つ戦いの女神ともなる。

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解説

概要

パールヴァティー(पार्वती、「山の娘」の意)は、ヒンドゥー神話の女神。破壊と瞑想の大神シヴァの妃であり、宇宙を動かす女性原理シャクティを体現する。愛・婚姻・豊穣をつかさどる恵み深い母神として崇拝される一方、憤怒の相ドゥルガーやカーリーとしては、悪を討つ戦いの女神ともなる。ウマー、ガウリーなど多くの名で呼ばれる。

神話・物語

ヒマラヤの神格化である山の王ヒマヴァットの娘として生まれた。前世は、父ダクシャの祭祀での夫への侮辱に抗して身を捨てた女神サティーであり、パールヴァティーはその生まれ変わりとされる。禁欲の行者となっていたシヴァの心を得るため、彼女は山中で長い苦行(タパス)を積み、ついにシヴァを動かして妃となった。この求愛の物語は、叙事詩やプラーナ文献で繰り返し語られる主題である。二神のあいだにはガネーシャカールッティケーヤ(スカンダ)が生まれた。象の頭をもつガネーシャの誕生には、パールヴァティーがおのが身の垢から人形を作って命を与え、それと知らず首を刎ねたシヴァが象の頭をすげたという有名な異伝がある。

図像と象徴

恵み深い相では、シヴァと並んで(ウマー・マヘーシュヴァラ)描かれることが多く、蓮華や鏡、数珠を持ち、片手を恐れを払うアバヤ印に、もう片手を恵みを授けるヴァラダ印に結ぶ。膝に幼いガネーシャを抱き、傍らにカールッティケーヤを遊ばせる母としての図像も好まれた。憤怒の相では姿が一変する。ドゥルガーは獅子や虎をヴァーハナ(乗獣)とし、幾本もの腕に三叉戟・剣・弓などの武器を執って魔を討つ。カーリーは黒い肌に乱れ髪、刎ねた魔の首を連ねた首飾りをかけ、無知と我執の滅却を象徴する。

系譜と関係

父はヒマヴァット、夫はシヴァ、子はガネーシャとカールッティケーヤ。シヴァ・パールヴァティー・その子らはしばしば理想の家族像として一体で崇められる。シャクタ派の神学では、パールヴァティー・ドゥルガー・カーリーやサラスヴァティー、ラクシュミーといった女神たちは、いずれも唯一の大女神デーヴィー(=シャクティ)の顕現とされ、単一の女神の異なる相として説明される。夫シヴァは、ヴィシュヌ・ブラフマーと並ぶ三大神の一柱である。

文化的足跡

パールヴァティーとその諸相への信仰は、九夜にわたる女神祭ナヴァラートリや、夫婦和合を願うテージなどの祭礼に生きている。中世のカジュラーホーの寺院や南インドのチョーラ朝の青銅像には、シヴァと並ぶ優美な姿が数多く刻まれた。強く、慈愛に満ちた母神の像は、現代の宗教美術や大衆文化のなかでも親しまれている。

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領分・別名

親・配偶者・子までを表示(全体はフル系図ページへ)。実線=主要伝承点線=異伝・別系統

収載データなし
पार्वती
パールヴァティー
ヒンドゥー神話
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資料

Wikidata
Q170485 — 骨格データの出典
Commons
Parvati — 図像カテゴリ