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ドーリス
PLATE — ΔΩΡΊΣ
HELLAS · ギリシア神話
ΔΩΡΊΣ

ドーリス

ドリス

Bibi Saint-Pol (2007) PUBLIC DOMAIN

オーケアノスとテーテュースの娘であるオーケアニスの一人。海神ネーレウスの妻となり、アムピトリーテーやテティスら、ネーレーイデスと呼ばれる海の女神たちを生んだ。ペルガモンの大祭壇の浮彫に、銘とともに表されている。

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解説

概要

ドーリス(Δωρίς / Doris)は、オーケアノスとテーテュースの娘たち――オーケアニス――の一人である。海神ネーレウスの妻となり、ネーレーイスと呼ばれる海の女神たちの母となった。名は「贈り物」を意味する語(dōron)に結びつけられ、海が人にもたらす恵みを含むと解されてきたが、確かな語源とは言いがたい。

神話・物語

固有の物語をほとんど持たない。大洋オーケアノスの側から出た娘が、海ポントスから生じたネーレウスと結ばれ、海の女神たちの母となった。アムピトリーテー、テティス、ガラテイア、プサマテーはいずれもその娘であり、テティスはアキレウスの母となる。ネーレーイデスの一人にも同名のドーリスがおり、母と混同されやすい。

図像と象徴

本サイトが掲げるのは、ミュンヘンのグリュプトテークにある、いわゆる「ドミティウス・アヘノバルブスの祭壇」の浮彫で、海の神々とその従者たちの婚礼の行列のなかにドーリスが表されている。

単独で表された古代の作例はほとんどない。ペルガモンの大祭壇の巨人戦争浮彫には、銘によってドーリスと確認できる一体があり、夫ネーレウスの近くに配されている。

系譜と関係

父オーケアノス、母テーテュース。夫ネーレウス。娘たちがネーレーイデス。

文化的足跡

ギリシアの一部族名ドーリス人(ドーリア人)との関係は語形の類似にとどまり、系統的なつながりは認められない。小惑星帯の第48番小惑星にこの名が与えられている。

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領分・別名

親・配偶者・子までを表示(全体はフル系図ページへ)。実線=主要伝承/点線=異伝・別系統。

フル系図ページを開く →
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資料

Wikidata
Q726279 — 骨格データの出典
Commons
Doris (mythology) — 図像カテゴリ