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PLATE — CONCHOBAR MAC NESSA
CELTAE · ケルト神話
CONCHOBAR MAC NESSA

コンホヴァル・マク・ネサ

コンホバル · コノール · コンホヴァル王

アイルランド神話のアルスター王。エウァン・ワハに宮廷を構え、クー・フーリンの伯父にあたる。デアドラの物語では暴君として描かれる。

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解説

概要

コンホヴァル・マク・ネサ(Conchobar mac Nessa)は、アルスター物語群に語られるアルスターの王である。エウァン・ワハ(現アーマー近郊のナヴァン砦)から国を統べ、『クアルンゲの牛捕り』をはじめ多くの物語に現れる。

父は上王ファハトナ・ファーサハとされるのが通例だが、ドルイドカフバズを父とする稿本もある。母方の名で呼ばれるのは、母ネサ——前アルスター王エオヒド・サルブデの娘——の働きによって王位を得たためである。多くの物語では賢明な王として描かれるが、デアドラの物語では一転して暴君として現れる。同じ人物が資料によって正反対の顔を見せる、中世アイルランド文学の典型的な例である。

神話・物語

誕生譚は複数ある。最も古い形では、ネサがカフバズに「今はどんな時か」と問うと、「王を身ごもらせるによい時だ」と答えが返る。ほかに男がいなかったので、彼女はカフバズと床を共にした。後代の稿本では、カフバズがネサの十二人の養父を皆殺しにし、報復を追う彼女を水浴中に捕らえて妻とする。二人はコンホヴァルという名の川のほとりに住み、やがて彼女は上王ファハトナの子を宿す。産気づいたとき、カフバズは「明日まで産まずにいられれば、その子はキリストと同じ日に生まれ、永遠の名声を得る大王となる」と告げた。翌朝、川辺の平石の上で生まれた赤子は川へ落ち、カフバズが抱き上げて川の名を与えた。

七歳のとき、フェルグス・マク・ロイヒがアルスター王であった。フェルグスがネサに求婚すると、彼女は一つの条件を出す——一年だけコンホヴァルを王にせよ、そうすれば我が子らは王の子と呼ばれる。名ばかりの王だと諸侯に説かれてフェルグスは応じたが、母の助言を受けたコンホヴァルがあまりに見事に統治したため、一年後、諸侯は彼を正式な王に据えた。

デアドラの物語では、生まれる前から美貌と災いを予言された娘を家族から引き離し、人目に触れさせずに育てて自らの妻にしようとした。娘は若い戦士ノイシュと駆け落ちする。追い詰めた王はフェルグスを遣わして身の安全を約束させながら、その裏で使者を饗宴に足止めし、帰還した一行を討たせた。約束を破られたフェルグスはエウァン・ワハを焼いてコナハトへ亡命し、これが『牛捕り』でアルスターの敵に回る理由となる。

死もまた物語られる。コナハトのケト・マク・マーガハが投石具で放った石——敵将の脳を石灰と混ぜて固めた球——が頭に食い込んだ。医師は取り出せば死ぬと告げ、縫い込んだまま安静を命じる。七年後、キリストの磔刑の日に天地が揺れた理由をドルイドに問うた王は、激怒して剣を抜き森へ躍りかかり、その勢いで石が飛び出して死んだ。異教の王がキリストのために死ぬというこの結末は、写字生の手になる接ぎ木である。

図像と象徴

古代・近代を通じて定型の図像を持たず、当サイトも主画像を掲げない。

物語が彼に与える標識は、頭に埋め込まれた石である。敵の脳から作られた球を七年間頭蓋に抱えて生き、それが飛び出したときに死ぬ——王の身体に打ち込まれた異物が、そのまま余命の器になっている。エウァン・ワハの宮廷、赤枝の戦士たち、そして王の初夜権もまた、この人物をめぐる標識である。

系譜と関係

母はネサ、父はファハトナ・ファーサハまたはカフバズ。妻にはメイヴをはじめエオヒド・フェドレクの娘たちが並ぶ。子にコルマク・コン・ロンガス、クースクラド、フォロマン、娘フェデルム。姉妹フィンホーヴの子がコナル・ケルナハ、姉妹デヒテラの子がクー・フーリンであり、この英雄の伯父にあたる。

賢王と暴君という二つの像は、物語ごとに使い分けられている。『牛捕り』では正当な統治者として、『ウシュネハの子らの流離』では約束を踏みにじる者として現れる。中世の写字生は矛盾を調整しなかった。人物の一貫性より、それぞれの物語が要求する役柄を優先したのである。

文化的足跡

近代アイルランドの再話では、デアドラの物語の側面が圧倒的に強調されてきた。J・M・シング『悲しみのデアドラ』(1910年)をはじめとする戯曲群において、この王は老いた権力者として造形される。一方『牛捕り』の側から読めば、彼は呪いに伏したまま国を守れなかった王であり、最後の会戦でようやく軍を率いる人物である。二つの読みは今も並び立っている。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q1124002 — 骨格データの出典