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PLATE — BERGUSIA
CELTAE · ケルト神話
BERGUSIA

ベルグシア

ベルグーシア · Bergusia dea

ガリアのアレシアで祀られた女神。工匠の神ウクエティスと対をなし、豊かさの女神の姿で表される。

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解説

概要

ベルグシア(Bergusia)は、ブルゴーニュのアレシア(現アリーズ=サント=レーヌ)で崇拝されたガリアの女神である。工匠の神ウクエティスの伴侶にあたる。

二柱はローマ=ケルト期の碑文に対で名を挙げられ、同じ遺跡から出た神々の対の像がこの二柱を表すとみられている。男神は槌を持ち、女神は豊かさの女神の姿をとる。古典の著述家はこの名を記していない。

神話・物語

物語は伝わらない。碑文に対で名が挙がるという事実のほかに、この女神について語りうることは多くない。

名の語源は定まっていない。ケルト語の *bergo-(山、高み)に結びつける読みが提案されてきたが、確証はない。ガリアの女神名に共通する -ia の語尾を持つ点は、ベリサマブリガンティアと同じ形式である。

図像と象徴

確実にこの女神と同定できる像はない。当サイトも主画像を掲げない。

アレシアから出土した神々の対の像は、女神を豊かさの相で表す。ガリアの女神像において、豊かさの相はコルヌコピア、果物の籠、パテラといった持物によって示されるのが通例であり、ロスメルタナントスウェルタの像と共通する型である。ただしこの像は銘を伴わず、同定は出土地と対の構図に依っている。

槌を持つ男神と豊かさを表す女神という組み合わせは、スケッロスとナントスウェルタの対とも重なる。ガロ=ローマ期のガリアにおいて、この組み合わせが一つの図像の型として流通していたことをうかがわせる。

系譜と関係

伴侶はウクエティス。二柱への奉献は、鍛冶場とみられる建物の地下室から出た青銅の壺に刻まれていた。地下室の廃棄物は青銅と鉄の切れ端ばかりで、金属工の在庫だったとみられる。この二柱がアレシアの職能集団の守護神であったことを示す。

ガリアの神々の対のうち、ボルウォとダモナ、スケッロスとナントスウェルタ、そしてこの二柱は、どちらもローマの神名に置き換えられず土着の名を保った稀な例にあたる(インテルプレタティオ・ロマーナ)。こうした対では女神の側が常に土着の名を保つが、この組では男神の側もそうであった。

アレシアにはこのほか、アポロー・モリタスグスとダモナの対も祀られていた。同じ丘に、ローマ名を取った神とその伴侶、そして土着の名を保った二柱が並んで祀られていたことになる。

文化的足跡

ベルグシアは、名と対の関係と一体の像だけを残した女神である。ガリアの神々の大半がこの状態にあり、エポナやスケッロスのように多くの作例を残した例のほうが例外にあたる。

アレシアは、カエサルがウェルキンゲトリクスを降した戦場として19世紀のフランスで国民的な記憶の場となり、ナポレオン三世による大規模な発掘が行われた。この二柱の名が知られるようになったのも、その発掘とその後の調査の副産物である。戦場としての記憶が先に立ち、そこに暮らした人々が祀った神々の名は、後から掘り出された。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q4891738 — 骨格データの出典