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PLATE — वराह
BHARATA · ヒンドゥー神話
वराह

ヴァラーハ

ヴァラーハ・アヴァターラ · 猪の化身

ヴィシュヌの第三化身とされる猪。海底へ沈められた大地を牙に載せて引き上げ、魔王ヒラニヤークシャを討ったと語られている。

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解説

概要

ヴァラーハ(Varāha / वराह)は、ヴィシュヌの第三の化身とされる猪である。海の底へ沈められた大地の女神ブーミを、牙に載せて引き上げた。ダイティヤ族の王ヒラニヤークシャを千年にわたる戦いの末に討ったと語られる。洪水(プララヤ)からの再生と新たな劫(カルパ)の開始を示す化身であり、創世神話の一部をなす。

神話・物語

ダイティヤの王ヒラニヤークシャが大地を奪い、原初の海の底へ沈めた。ヴィシュヌは猪の姿をとって水中へ潜り、千年に及ぶ戦いの末にこれを討つ。そして牙のあいだに大地を挟んで水面へと引き上げた。

引き上げられた大地の女神は、以後ブーミ(ブーデーヴィー)として語られる。伝えによっては、このとき彼女と交わって生まれた子が火星の神マンガラであるとされ、名の「吉なる者」はこの経緯に結びつけられた。

『ヴァラーハ・プラーナ』は、この化身自身が語り手を務めるという形式をとる。大地を持ち上げる行為が単なる救出ではなく、劫の切り替わりにおける創造の一環として位置づけられるためである。

図像と象徴

一頭の猪として表す作例と、猪の頭をもつ人身として表す作例がある。後者では四臂となり、二本の手で輪宝と法螺貝を、残る手で棍棒、剣、あるいは蓮華を執る。大地の女神は、牙の上に載る小さな女性の姿で刻まれるのが定型である。

中インドのウダヤギリ石窟に残る5世紀初頭の大浮彫は、この主題の最も名高い作例として知られる。猪頭の巨躯が画面を占め、その牙にすがる小さな女神が配される構図は、以後の造形の規範となった。象徴となるのは牙である。世界を破壊する武器ではなく、世界を持ち上げる支点として描かれている点に、この化身の性格が現れる。

系譜と関係

ヴィシュヌの第三化身。討たれたヒラニヤークシャは、第四化身ナラシンハが討つヒラニヤカシプの兄弟にあたる。兄弟の魔王を二つの化身が続けて討つという配置になっている。救い上げられたブーミは、プリティヴィーの後代における名であり、ヴィシュヌの配偶神の一柱ともされる。

文化的足跡

タミル・ナードゥ州のシュリー・ムシュナムの寺院は、自ら現れた(スヴァヤンブー)像を祀る古い聖地として知られる。グプタ朝期の王権はこの化身を好んで用い、大地を回復する猪という主題が、領土を回復した王の比喩として機能した。ウダヤギリの浮彫がチャンドラグプタ2世の事績と結びつけて論じられるのはそのためである。神話の図像が政治的な言明として用いられた例として、しばしば取り上げられる。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q517977 — 骨格データの出典
Commons
Varaha — 図像カテゴリ