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シャーンタヌ
PLATE — शांतनु
BHARATA · ヒンドゥー神話
शांतनु

シャーンタヌ

シャンタヌ · プラティーパの子 · 前世マハービシャ

ラージャ・ラヴィ・ヴァルマ(1890年), Public domain PUBLIC DOMAIN

クル王でビーシュマの父。女神ガンガーを妃に迎えたが、禁を破って問いを発したため去られ、のちにサティヤヴァティーを娶った。

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解説

概要

シャーンタヌ(Śāntanu / शांतनु)は『マハーバーラタ』に登場するクル国の王である。プラティーパとスナンダーの子。河の女神ガンガーとの間にビーシュマを、サティヤヴァティーとの間にチトラーンガダとヴィチトラヴィーリヤをもうけた。双子の兄妹クリパとクリピーを拾って養育したのも彼である。二度の婚姻がいずれも約束によって縛られており、王家のその後の破局はここに始まる。

神話・物語

前世を語る一段がある。彼はイクシュヴァーク王家に生まれた王仙マハービシャで、インドラに認められて天界に住んでいた。ブラフマーに仕えていたとき、風がガンガーの衣の裾をまくり上げた。神々も聖仙も目をそらすなか、彼だけが恐れずに女神を見つめる。怒ったブラフマーは彼を人間界へ転生させることとし、彼はクルの王仙プラティーパの子として生まれることを願った。

一方ガンガーは、ヴァシシュタの呪いによって人間に転生することとなったヴァス神群に出会う。彼らはプラティーパの子シャーンタヌの子として生まれるつもりだと告げ、彼女に母となるよう頼んだ。そのうえで、生まれたらすぐに川へ沈めて罪を償わせてほしいと求める。子が残らぬのは困ると答えた彼女に、八神は精を提供して望みの子を残すと約した。地上に降ったガンガーはプラティーパ王の右の腿に坐したが、右腿は妻ではなく子の座る場所であったため、王は自らの息子と娶わせることを提案した。

やがて成長した子に、プラティーパはこう告げて王位を譲る。もし美しい女が求めて近づいてきたら拒んではならぬ、妻となったのちは何をしても理由を尋ねてはならぬ、と。

そのとおりのことが起こった。出会った美女は、不快なことを言わぬことを条件に妻となる。だが子が生まれるたび川へ投げ込んで溺れさせた。七度までは妻を失うことを恐れて何も言えなかったが、八人目のときついに制止し、理由を問うてしまう。妻は自らがガンガーであることを明かし、経緯を語ったうえで、九人目——実は八人目のヴァス——を連れて天へ戻った。のちに河のほとりで矢によって流れをせき止める少年に出会い、それが我が子と知って引き取る。デーヴァヴラタ、のちのビーシュマである。

四年ほどののち、ヤムナー河のほとりで芳しい香りを辿った先にサティヤヴァティーがいた。妃に迎えようとしたが、養父の漁師は彼女の産む子を次のクル王とすることを条件とする。すでに皇太子の位にはビーシュマがあり、彼は苦悩した。これを見た子が自ら継承権を放棄し、生涯独身を誓ったことで婚姻は成った。二人の子が生まれたが、彼は次子の成人を待たずに世を去る。

図像と象徴

図像に現れるのは、ガンガーが子を川へ沈めるのを止めようとする場面か、サティヤヴァティーとの出会いの場面である。ラージャ・ラヴィ・ヴァルマが1890年に描いた前者は、広く知られた作例にあたる。象徴となるのは、問うてはならぬという禁である。約束を守れば妻を失わず、しかし子は失われ続ける。破れば妻を失う。どちらを選んでも何かを失う構図が、この人物の物語を貫いている。

系譜と関係

父はプラティーパ、母はスナンダー。妃はガンガーとサティヤヴァティー。子はビーシュマ、チトラーンガダ、ヴィチトラヴィーリヤ。二人の子は跡継ぎを残さずに没したため、王家は継母の前夫の子ヴィヤーサを招くことになる。拾い子であるクリパはドローナの義兄にあたり、のちにクル王家の子弟の武芸師範となった。

文化的足跡

彼の名は「静かな者」「安らぎを与える者」と解される。彼が触れると老人が若返ったという伝えもあり、王としての徳が名に結びつけられてきた。もっとも叙事詩における役どころは、望みを叶えるたびに何かを手放す人物である。ガンガーを得るために問いを封じ、サティヤヴァティーを得るために子の未来を差し出した。ダシャラタが『ラーマーヤナ』において言葉に縛られる王を体現するように、彼は『マハーバーラタ』においてその位置を占めている。二つの叙事詩がともに、望みと約束の取り違えから物語を起こしている点は、しばしば並べて論じられる。

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領分・別名

親・配偶者・子までを表示(全体はフル系図ページへ)。実線=主要伝承点線=異伝・別系統

शांतनु
シャーンタヌ
ヒンドゥー神話
गङ्गा
ガンガー
配偶者
収載データなし
शांतनु
シャーンタヌ
ヒンドゥー神話
収載データなし
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資料

Wikidata
Q1973947 — 骨格データの出典
Commons
Shantanu — 図像カテゴリ