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PLATE — ΜΕΝΟΊΤΙΟΣ
HELLAS · ギリシア神話
ΜΕΝΟΊΤΙΟΣ

メノイティオス

メノイテース · メノイティオス · Menoetius

イーアペトスの子で、アトラース・プロメーテウス・エピメーテウスの兄弟。傲慢を体現する神とされ、ゼウスの雷に撃たれて奈落へ落とされた。

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解説

概要

メノイティオス(Μενοίτιος / Menoetius)は、イーアペトスクリュメネーの子で、アトラースプロメーテウスエピメーテウスの兄弟である。名は「力」を意味するメノスと「破滅」を意味するオイトスから成り、「破滅を招く力」と解される。名がそのまま運命を告げている神格である。

神話・物語

ヘーシオドス『神統記』は、この神を傲慢(ヒュブリス)に満ちた存在として描き、ゼウスがその不遜を憎んで雷を放ち、タルタロスの底へ投げ落としたと語る。伝わる記述はほぼこれに尽き、ティーターノマキアーで父とともに勇敢に戦ったという筋も、この短い記述から補われたものである。名の意味と傲慢という性格づけから、逆上と無謀な行いを司る神だったのではないかと推測されるが、これは後世の推論であって典拠のある職能ではない。

四兄弟のなかで、この神だけが即座に、そして完全に片づけられる。天を担う罰も、鷲に啄まれる罰も、災いを引き受ける役割も与えられず、ただ雷に撃たれて消える。人の悪しき性質を四子に割り当てて読む後世の解釈が、メノイティオスに「傲慢」を当てたのは、ヘーシオドスの語がそう促すからだが、その罰が最も単純であることもまた、この読みを支えている。

同名の存在が複数あり、混同されやすい。ハーデースの牛群を守るメノイテースは、ヘーラクレースケルベロスを捕らえに冥界へ下ったとき、その牛を屠った英雄に相撲を挑み、抱きすくめられて肋骨を折られた。ペルセポネーが割って入って助命したと伝えられる。もう一人は、アクトールとアイギーナの子でオプースの人メノイティオス。アルゴー船の乗組員の一人であり、アキレウスの盟友パトロクロスの父にあたる。系譜も物語もまったく異なる別人である。

図像と象徴

名を明示した古代の作例は知られていない。兄弟のうちアトラースとプロメーテウスは罰の姿が図像の定型となり、エピメーテウスも銘入りの壺絵に現れるのに対し、この神には何も残らなかった。物語を持たない者は像も持たない、という原則がここでも働いている。本項では主画像を置いていない。

系譜と関係

父イーアペトス、母クリュメネー(アシアーとする伝えもある)。兄弟にアトラース、プロメーテウス、エピメーテウス。父とともにタルタロスへ落とされた。

文化的足跡

木星のトロヤ群小惑星パトロクロスの伴星に、メノイティオスの名が与えられている。ただしこれはパトロクロスの父、すなわちアクトールの子のほうにちなむ命名であり、ティーターンの一族とは別の人物を指している。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q13442287 — 骨格データの出典
Commons
Menoetius — 図像カテゴリ