インドの占星術(ジョーティシュ)と寺院儀礼における九つの天体神。スーリヤ(日)、チャンドラ(月)、マンガラ(火星)、ブダ(水星)、ブリハスパティ(木星)、シュクラ(金星)、シャニ(土星)に、日食・月食を起こすとされるラーフとケートゥを加えて九とする。南インドの寺院では九体を一区画にまとめて安置し、参拝者が各像を巡って礼拝する。ヴェーダ期の天体観にヘレニズムやイランの占星術が重なって成立したもので、漢訳仏典を介して東アジアにも伝わり、日本では九曜、宿曜道の体系として受容された。
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