インドの天文学と占星術を包含する学問で、ヴェーダを補助する六学(ヴェーダーンガ)の一つに数えられる。現存最古の『ヴェーダーンガ・ジョーティシャ』は祭式の日取りを定めるための暦法書であり、個人の運勢を読む占星術は、ヘレニズム占星術の流入を経て後1千年紀に体系化された。九つの天体神ナヴァグラハ、月の運行を二十七に分けたナクシャトラ、十二宮を主要な枠組みとし、『スーリヤ・シッダーンタ』などの天文書が計算の基礎を与えた。寺院に九曜堂が置かれ、曜日ごとに対応する神を祀る慣行も、この体系に支えられている。
GLOSSARIUM · JYOTISHA