PLATE — ΘΌΩΣΑ
HELLAS · ギリシア神話
ΘΌΩΣΑ
トオーサ
トオサ · Thoosa · Thoōsa
ポルキュースの娘で海のニュンペー。洞窟でポセイドーンに愛され、人食いの単眼巨人ポリュペーモスを産んだ。ホメーロスのキュクロープスをヘーシオドスの三兄弟と分かつ系譜の要。
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解説
概要
トオーサ(Θόωσα / Thoōsa、「速い者」)は、ギリシア神話に登場する海のニュンペーである。ホメーロスによれば、海神ポルキュースの娘で、洞窟のなかでポセイドーンに愛され、単眼の巨人ポリュペーモスを産んだ。
神話・物語
名が現れるのは『オデュッセイア』第1巻(71〜73行)だけである。神々の集いで、ゼウスがポセイドーンの怒りの理由を語る。ポセイドーンは、オデュッセウスが息子ポリュペーモスの目を潰したことを恨んでいる。その息子の母がトオーサで、果てしない海を治めるポルキュースの娘であり、うつろな洞窟でポセイドーンと交わったと説明される。
固有の物語はこれ以上伝わらない。
図像と象徴
固有の図像は伝わらず、本サイトも主画像を掲げない。
系譜と関係
父はポルキュース、配偶者はポセイドーン、子はポリュペーモス。ポルキュースはゴルゴンたち、グライアイ、スキュラの父でもあり、ポリュペーモスは母方を通じてこれらの怪物と血縁になる。
この系譜は、『オデュッセイア』のキュクロープスがヘーシオドスのそれと別系統であることを示す。ヘーシオドスのキュクロープスは、ゼウスに雷霆を与えたブロンテース、ステロペース、アルゲースの三兄弟で、ウーラノスとガイアの子である。一方、ホメーロスのポリュペーモスは、野蛮な人食いのキュクロープスの一族に属し、その父はポセイドーン、母は海の怪物の一族の娘トオーサとされる。
02
領分・別名
親・配偶者・子までを表示(全体はフル系図ページへ)。実線=主要伝承/点線=異伝・別系統。
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ΘΌΩΣΑ
トオーサ
ギリシア神話
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資料
Wikipedia
Wikidata
Q843514 — 骨格データの出典