PLATE — 𒆠𒊹
SVMER · メソポタミア神話
𒆠𒊹
キシャル
キシャール · キシャッル · Kishar
『エヌマ・エリシュ』に現れる原初の女神で、名は「全き大地」。ラフムとラハムの娘で、兄にして夫の「全き天」アンシャルと対をなし、アヌの母となった。叙事詩の冒頭に名が挙がるのみで、その後の物語には現れない。
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解説
概要
キシャル(アッカド語 𒆠𒊹、キシャール)は、バビロニアの創世叙事詩『エヌマ・エリシュ』に現れる原初の女神である。
ラハムとラフムの娘であり、その両親はティアマトとアプスーの最初の子である。女性原理として、男性原理である兄にして夫のアンシャルと対をなし、アヌの母となった。
名は「全き大地」を意味し、「全き天」アンシャルと対をなす。
神話・物語
『エヌマ・エリシュ』に現れるのは、叙事詩の冒頭の数行のみである。そこで名を挙げられたのち、以後の物語からは姿を消す。
原初の水アプスーとティアマトの交わりからラフムとラハムが生じ、その子としてアンシャルとキシャルが生まれる。この二柱からアヌが、アヌからエアが生まれ、そこから世代が下ってマルドゥクに至る。
前1千年紀の他の文献にも稀に現れ、女神アントゥと同一視されることがある。
図像と象徴
図像は伝わらず、本サイトも主画像を掲げない。
系譜と関係
父はラフム、母はラハム。兄にして夫はアンシャル。子はアヌ。
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領分・別名
親・配偶者・子までを表示(全体はフル系図ページへ)。実線=主要伝承/点線=異伝・別系統。
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資料
Wikipedia
Wikidata
Q674441 — 骨格データの出典