PLATE — 𒀭𒆷𒄩𒈬
SVMER · メソポタミア神話
𒀭𒆷𒄩𒈬
ラハム
ラハム · ラハーム · Lahamu
『エヌマ・エリシュ』でティアマトとアプスーの最初の子とされる原初の女神で、ラフムの女性形。兄弟ラフムとのあいだにアンシャルとキシャルをもうけた。ヤコブセンはこの対を、真水と塩水が混じるところに堆積する泥の神格とみた。
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解説
概要
ラハム(𒀭𒆷𒄩𒈬)は、メソポタミアの宇宙論の伝えに現れる原初の女神で、ラフムの女性形にあたる。
神名表のいくつかではアヌの祖先の一柱に数えられる。『エヌマ・エリシュ』ではティアマトとアプスーの第一子とされ、兄弟ラフムとのあいだにアンシャルとキシャルをもうけた。この二柱が最初の神々の親となる。
神話・物語
『エヌマ・エリシュ』における位置は、系譜の第二段にあたる。原初の水であるアプスー(真水)とティアマト(塩水)が混じり合い、そこからラフムとラハムが生じる。次いでアンシャルとキシャル、そしてアヌ、エアと続く。
ソーキル・ヤコブセンは、この対を真水と塩水の混じるところに堆積する泥の神格とみた。固有の物語は伝わらない。
図像と象徴
図像は伝わらず、本サイトも主画像を掲げない。
ただし、ラフム(男性形)については図像が知られている。六つの巻毛を持つ裸の英雄として表され、アプスーの水に関わる守護的な存在として神殿の装飾に現れる。ラハムがこれと同じ姿で表されたかどうかは分からない。
19世紀から20世紀初頭の研究者は、ラフムとラハムを黄道十二宮、あるいは親星、星座の表象と誤って解釈した。今日この読みは支持されていない。
系譜と関係
兄弟にして配偶者はラフム。子はアンシャルとキシャル。
02
領分・別名
親・配偶者・子までを表示(全体はフル系図ページへ)。実線=主要伝承/点線=異伝・別系統。
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資料
Wikipedia
Wikidata
Q1094932 — 骨格データの出典