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准胝観音
PLATE — चुन्दी
DHARMA · 仏教の尊格
चुन्दी

准胝観音

じゅんでいかんのん · 准胝仏母 · 七倶胝仏母

土佐秀信『仏像図彙』(1783年)所収の准胝観音図 PUBLIC DOMAIN

真言系では六観音の一、天台系とインド・チベットでは仏母とされる女尊。一面三目十八臂で二竜王が座を支える。源流をヒンドゥーの女神チャンディーに比定する説がある。

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解説

概要

准胝観音は、仏教における信仰対象である菩薩の一尊。準胝観音または準提観音とも書く。准胝仏母とも。

日本の真言系では変化観音とされて「六観音」の一尊に数えられ、日本の天台系では観音ではなく仏母とされる。インド・チベットでは一般に仏母とされ、変化観音とはみなされない。インドでは観音は男性名詞のため男尊とされるが、准胝は女性名詞であり、女尊として表現される。

准胝は五守護女尊や摩利支天と同様に、特定の陀羅尼と結びついた女尊である。密教においては七倶胝仏母とも呼ばれる。密号は最勝金剛、降伏金剛。

梵名と由来

准胝はチュンダーを音写したとする説、チュンディーを音写したものとする説がある。漢名の准胝はチュンダー陀羅尼における「チュンデー」という語(チュンダーの女性単数呼格)の音写であるという説もある。

准胝の源流をヒンドゥー教の女神チャンディー——ドゥルガーの一相——に比定する説がある。

図像と象徴

一面三目十八臂の姿で表される。中央の二手は説法印を結び、他の手に剣、念珠、宝瓶、蓮華、経篋などを持つ。難陀・跋難陀の二竜王が蓮華座を支える。主画像は、土佐秀信『仏像図彙』(1783年)の准胝観音図である。

六観音の数え方は宗派で異なり、真言宗が准胝を数えるのに対し、天台宗はその代わりに不空羂索観音を入れる。

系譜と関係

真言系では六観音の一。十一面観音、如意輪観音、馬頭観音と並ぶ。仏母としては摩利支天、五守護女尊と同列。

文化的足跡

京都・醍醐寺の上醍醐准胝堂は、9世紀に聖宝が上醍醐を開いた際に准胝・如意輪の二観音を祀ったことに始まり、西国三十三所観音霊場の第十一番札所として、准胝観音を本尊とする唯一の札所である。准胝堂は2008年に落雷で焼失し、准胝観音は下醍醐の観音堂(旧大講堂)に移されて、札所の参拝と納経もそこで受けている。

なお仏教は今日も信仰されている生きた宗教であり、本項の記述はその尊格の伝承と図像に関する学術的な整理である。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q3007546 — 骨格データの出典