スノッリ・ストゥルルソンが1230年ごろに編んだノルウェー王たちのサガ集。書名は冒頭の語「世界の円環」に由来する。第一部『ユングリング家のサガ』は、オーディン以下の神々を、アジアから北欧へ渡来した人間の王として語り直す。この手法をエウヘメリズム(神格の歴史化)と呼ぶ。神話の異伝を伝える貴重な資料である一方、キリスト教徒の著者が異教の神々を扱うための枠組みでもあり、記述をそのまま神話として読むことはできない。
GLOSSARIUM · HEIMSKRINGLA
スノッリ・ストゥルルソンが1230年ごろに編んだノルウェー王たちのサガ集。書名は冒頭の語「世界の円環」に由来する。第一部『ユングリング家のサガ』は、オーディン以下の神々を、アジアから北欧へ渡来した人間の王として語り直す。この手法をエウヘメリズム(神格の歴史化)と呼ぶ。神話の異伝を伝える貴重な資料である一方、キリスト教徒の著者が異教の神々を扱うための枠組みでもあり、記述をそのまま神話として読むことはできない。