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シッディダートリー
PLATE — सिद्धिदात्री
BHARATA · ヒンドゥー神話
सिद्धिदात्री

シッディダートリー

シッディダトリー · シッディダーットリー · Siddhidhatri

サンガシュリー(コルカタ・カーリーガート)のドゥルガー・プージャに祀られた像(2010年)/撮影: Jonoikobangali, CC BY-SA 3.0 CC BY-SA 3.0

ナヴァドゥルガーの第九にして最後。シヴァの左半身から生まれ、八つのシッディを授けた。円盤・法螺貝・棍棒・蓮というヴィシュヌの持物を握る。

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解説

概要

シッディダートリー(サンスクリット सिद्धिदात्री、「成就を与える者」)は、ヒンドゥー教の大女神マハーデーヴィーの一形態で、シッディ(霊的な成就と力)の女神として崇められる。ナヴァドゥルガーの第九であり最後にあたり、ナヴァラートリの九日目に祀られる。

神話・物語

伝えによれば、宇宙の始まりにおいて、シヴァは創造の働きを行うために、大女神マハーデーヴィーの未顕現の形態を礼拝した。女神はシヴァの左半身から現れ、シッディダートリーとなったという。

さらに、シヴァに八つのシッディ(アシュタ・シッディ、八種の霊的成就)を授けたとされる。

シヴァの左半身から生じたという由来から、この形態はアルダナーリーシュヴァラ——右半身がシヴァ、左半身がパールヴァティーである両性具有の複合神格——と結びつけられることが多い。

図像と象徴

本サイトが掲げるのは、2010年のコルカタ・カーリーガート、サンガシュリーのドゥルガー・プージャに祀られた像である。

四臂で、円盤(チャクラ)、法螺貝(シャンカ)、棍棒、蓮を持つ。満開の蓮に坐すか、獅子を乗物とする。図像によっては、ガンダルヴァ、ヤクシャ、シッダ、アスラ、デーヴァに囲まれ、彼らが女神に敬礼を捧げる姿で描かれる。

持物に注意がいる。円盤と法螺貝と棍棒と蓮は、いずれもヴィシュヌの持物である。九柱の最後にあたるこの女神が、シヴァの半身から生まれながらヴィシュヌの持物を握るという配置は、シャークタ派が男性神の力を女神のうちに統合するという神学を、図像の上で示したものと読める。

関わる神格・伝承

前にあたるのはマハーガウリー。九柱はここで一巡し、翌日のヴィジャヤダシャミー(勝利の日)へ続く。

シッディを授ける者という職掌は、ヨーガとタントラの実践に直結する。ナヴァラートリの最終日がこの女神に捧げられるのは、九日間の祭が修行の完成として構成されているためと解される。

文化的足跡

ナヴァラートリの九日目は、この女神に捧げられる。翌日のヴィジャヤダシャミーは、ドゥルガーがマヒシャースラを討った日として、インドで最も広く祝われる祭日の一つである。

山の娘に始まり、苦行者、花嫁、創造者、母、戦士、黒き夜、白き者を経て、成就を与える者に至る。九柱の配列は、女神の相を段階として並べたものであり、祭の九夜がその段階を一日ずつ辿っていく。ナヴァドゥルガーという体系の性格は、この最後の一柱に至って明らかになる。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q12457049 — 骨格データの出典
Commons
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