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SVMER · メソポタミア神話
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ダム

ダム · Damu

もと植物の枯死と再生を体現する死にゆく神で、のち母ニンイシナの職能を継いで癒しの神となった。哀歌では母と姉妹が失われたダムを探して嘆く。エブラの人名に神名要素として多数現れる。

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解説

概要

ダム(Damu)は、メソポタミアの神である。当初はドゥムジニンギシュジダに似た、植物に結びつく死にゆく神とみなされたが、時とともに癒しの神の性質を獲得した。

医薬の女神ニンイシナ、あるいはグラニンカラックといったその同等者の子とみなされた。もともとどの都市と結びついていたかは不明だが、母の祭祀中心イシンとの結びつきで最もよく確認される。

職能

死にゆく神。 初期のダムは、植物の枯死と再生を体現する神であった。哀歌において、母と姉妹が失われたダムを探して嘆く。ドゥムジ、ニンギシュジダと同じ型に属する。

「ダムの帰還」を歌う哀歌群は、季節の循環と結びつけられた。植物が枯れ、再び芽吹くことが、神の死と帰還として語られる。

癒しの神。 のちにダムは、母の職能を継いで癒しの神となった。医術の呪文にその名が呼ばれ、傷を縛る者、病を追う者とされた。

死にゆく神から癒しの神への移行は、両者が身体の変化——衰えと回復——に関わることによる。

図像と象徴

固有の図像は伝わらず、本サイトも主画像を掲げない。

エブラの多くの人名において、ダムは神名要素として現れる。この文脈では、この語は神格化された親族の名——「血」を意味するダムに由来する——として理解されるべきだと提案されている。

関わる神格・伝承

母はニンイシナ(またはグラ、ニンカラック)。姉妹はグヌラ。ドゥムジ、ニンギシュジダと同じ型の死にゆく神。

文化的足跡

ダムの哀歌は、シュメールの哀歌文学の一角をなす。ドゥムジの哀歌とともに、死者を悼む文学の最も古い層に属する。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q729020 — 骨格データの出典