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GLOSSARIUM · VANARA

ヴァナラ

ヒンドゥーの叙事詩『ラーマーヤナ』に登場する、森に住む猿の一族。人語を話し、社会と王をもち、しばしば神々の子として超人的な力をそなえる。ラーマがさらわれた妃シーターを取り戻す戦いで、猿王スグリーヴァ率いるヴァナラ軍がラーマに味方し、羅刹(ラークシャサ)の王ラーヴァナと戦う。なかでも風の神ヴァーユの子ハヌマーンは一族随一の英雄として海を跳び越え、物語の要を担う。人間でも神でもない中間的な存在として、動物のなかにも聖性が宿るというインド的な世界観をよく示す。

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