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PLATE — हरिहर
BHARATA · ヒンドゥー神話
हरिहर

ハリハラ

シャンカラナーラーヤナ · ハリハラプトラの父 · 半身ヴィシュヌ半身シヴァ

ヴィシュヌ(ハリ)とシヴァ(ハラ)を一身に合わせた神格。身体の右半分がシヴァ、左半分がヴィシュヌとして表される。

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解説

概要

ハリハラ(Harihara / हरिहर)は、ヴィシュヌ(ハリ)とシヴァ(ハラ)を一身に合わせた神格である。身体の右半分がシヴァ、左半分がヴィシュヌとして表される。シャンカラナーラーヤナの名でも呼ばれる。ヴィシュヌ派とシヴァ派という二大宗派の対立を、統合の側から示す図像として発達した。

神話・物語

まとまった説話をもたない点が、この神格の特徴である。物語によってではなく、図像と教説によって成立した神格といえる。

『ヴァーマナ・プラーナ』などは、両神が本来同一であることを説く文脈でこの姿に触れる。両派の文献はいずれもこの図像を認めるが、読み方は異なる。ヴィシュヌ派はヴィシュヌが自らのうちにシヴァを含むことを示すものと解し、シヴァ派はその逆に解する。同じ一つの像が、立場によって正反対の主張の証拠として用いられてきた。

ケーララと南インドで信仰されるアヤッパンは、ハリハラプトラ(ハリとハラの子)と呼ばれ、シヴァとヴィシュヌの女性形モーヒニーの子とされる。合体の像とは異なる経路で、両神の関係を子の存在によって示すものである。

図像と象徴

身体の右半分がシヴァで、結い上げた髪、三日月、第三の眼、三叉戟、虎皮をそなえる。左半分がヴィシュヌで、円筒形の冠、法螺貝あるいは輪宝、黄色い絹の衣をまとう。中央で縦に分かたれる構図は、半身が男で半身が女であるアルダナーリーシュヴァラと同型である。

象徴となるのは、正中線そのものである。二つを合わせるのではなく、一つのものが二つに見えているという主張が、この分割線に込められている。

グプタ朝期以降に作例が現れ、6世紀のバーダーミ第三窟(チャールキヤ朝)の浮彫が初期の代表とされる。エローラにも作例がある。

系譜と関係

ヴィシュヌとシヴァの合一形であり、別個の神格として立てられているわけではない。ブラフマーを加えて三神を一身に合わせるダッタートレーヤとは、同じ発想を異なる範囲で実現したものとして並べられる。両派の対立を主題とするシャラバの説話とは、まさに正反対の立場に立つ。

文化的足跡

クメールの美術において、この神格はとりわけ重んじられた。プノン・ダーやプラサート・アンデットから出土した6世紀から7世紀の像は、アンコール以前のクメール彫刻を代表する作例とされる。カンボジアの初期の王権が、両派のいずれにも偏らない神格を選んだことの現れとみる説がある。

インド国内では、カルナータカ州のハリハラ(旧ハリハラプラ)が主要な聖地である。10世紀の寺院が現存し、地名もこの神格に由来する。

近現代においては、宗派間の融和を象徴する図像として言及されることが多い。もっとも歴史的には、この像はむしろ両派の競合が激しかった時期と地域に集中して作られており、統合の主張が争いの存在を前提としていた点は見落とせない。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q935053 — 骨格データの出典
Commons
Harihara — 図像カテゴリ