PLATE — 𐬀𐬯𐬨𐬀𐬥
PERSIA · ペルシア神話
𐬀𐬯𐬨𐬀𐬥
アスマン
アースマーン · アーセマーン · Asmān
ゾロアスター教で最も高い天を神格化したヤザタ。同源のヴェーダの語が「石」も意味し、天を石とみる古いイランの観念を伝える。『ウェンディーダード』は天を最初に創られたものとし、暦では各月の第27日に配される。
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解説
概要
アスマン(アヴェスター語・中期ペルシア語 asman)は、ゾロアスター教で天を神格化したヤザタである。ここでいう天は最も高い天のことで、地に近い天空トワーシャ(θβāṣ̌a)とは区別される。
名
ヴェーダのアシュマン(áśman)はこれと同源で、「空」を意味するとともに「石」をも意味する。そのため、空を指すときの意味は「石の天空」と解される。『ヤスナ』30.5がアフラ・マズダーを「最も硬い石をまとう者」と語るのも、天を石とみる観念によるとされる。
神話・物語
『ウェンディーダード』は、天を最初に創られたものと述べる。メアリー・ボイスは、石の天という観念が、のちに天を水晶、すなわち石でも金属でもあるものとして語る見方に移り、そこからフシャスラ・ワルヤが金属の守護者とされ、また天と結びつけられるようになったと論じている。
図像と象徴
この神格を表した像は伝わらない。
系譜と関係
ゾロアスター教の暦では、各月の第27日がアスマンに捧げられる。
文化的足跡
新ペルシア語の「アーセマーン」(آسمان、「空」)はこの語から出ており、南アジアの多くの言語にも借用されて今日まで用いられている。
なおゾロアスター教は今日も信仰されている生きた宗教であり、本項の記述はその神格と伝承に関する学術的な整理である。
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領分・別名
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資料
Wikidata
Q948213 — 骨格データの出典