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PLATE — ADAPA
SVMER · メソポタミア神話
ADAPA

アダパ

アダパ · ウアンナ · Adapa

エリドゥの祭司で、南風の翼を折った罰に天へ召喚された。エアの助言に従って差し出されたパンと水を拒んだが、それは実は生命のパンと水であり、不死を得る機会を失った。七賢者の第一とされる。

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解説

概要

アダパ(Adapa)は、メソポタミア神話の人物で、知らずに不死の贈り物を拒んだ。「アダパと南風」として一般に知られる物語は、エジプトのテル・エル・アマルナ出土の断片的な粘土板(前14世紀頃)と、アッシリアのアッシュルバニパル図書館の出土品(前7世紀頃)から知られる。最も古い伝承はメ・トゥラン/テル・ハッダドの粘土板(前19〜16世紀頃)で、シュメール語で書かれている。

アダパはメソポタミアの宗教において重要な人物であった。その名は悪魔祓いの儀礼で力を呼ぶために用いられた。賢明な統治者の原型ともなった。

神話・物語

アダパはエリドゥの祭司で、エアの子あるいは僕であり、「七人の賢者(アプカルル)」の第一ウアンナと同一視されることがある。

ある日、アダパが漁に出たとき、南風が舟を転覆させた。怒ったアダパは呪いによって南風の翼を折った。七日間、南風が吹かなかったため、アヌはアダパを天に召喚した。

エアはアダパに助言した。天門でタンムーズとギズィダに会うから喪服を着て彼らの死を悼め、そうすれば彼らが取りなしてくれる。そしてアヌが差し出す「死のパン」と「死の水」を口にしてはならない、と。

アダパは助言に従い、タンムーズとギズィダの取りなしを得た。しかしアヌが差し出したのは、実は「生命のパン」と「生命の水」であった。アダパはこれを拒み、不死を得る機会を失った。アヌは笑って「なぜ食べなかったのか。もはや不死にはなれぬ」と告げ、地上へ帰した。

図像と象徴

固有の図像は伝わらず、本サイトも主画像を掲げない。

助言に従ったために不死を失うという構造が、この物語を規定する。エアの意図——アダパを守ろうとしたのか、不死を与えまいとしたのか——は語られない。知恵の神の助言が、知恵ある人から不死を奪う。

ギルガメシュが不死を求めて得られなかったのに対し、アダパは差し出された不死を拒んだ。メソポタミア文学における不死の主題の、二つの形である。

関わる神格・伝承

エアの子あるいは僕。アプカルルのウアンナと同一視される。ベーロッソスのオアンネスの原型とされる。

文化的足跡

アダパの物語は、旧約聖書の楽園の物語——知恵の実を食べたが生命の木には至らなかったアダム——と比較されてきた。名の類似も指摘されるが、直接の影響関係は確認されていない。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q1051459 — 骨格データの出典