ウルヴ・ウッガソンが985年頃に詠んだスカルド詩。『ラクスデーラ・サガ』によれば、首長オーラーヴ・パーイがヒャルザルホルトに建てた館の婚礼の宴で披露された。館の壁面を飾る神話の場面を、言葉でなぞる趣向の詩である。現存する十二の詩節・半節から、バルドルの葬列、トールの大蛇釣り、そしてヘイムダルとロキがブリーシンガメンをめぐって争う場面の三主題が読み取れる。装飾そのものは失われたが、異教期のアイスランドで何が壁に描かれていたかを伝える、ほぼ唯一の証言である。
GLOSSARIUM · HÚSDRÁPA