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シャシュティー
PLATE — षष्ठी
BHARATA · ヒンドゥー神話
षष्ठी

シャシュティー

シャシュティ · ソシュティー · チャティー・マイヤー

シャシュティー像(コルカタ・バグバザール近くの寺院)/撮影: Arnab Dutta, CC BY-SA 4.0 CC BY-SA 4.0

子どもの守護者にして子を授ける女神。猫に乗り複数の赤子に乳を与える姿で描かれる。太陰月の第六日と出産六日目に祀られ、東インドでとりわけ篤く信仰される。

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解説

概要

シャシュティー(サンスクリット षष्ठी、「第六」)は、子どもの守護者にして恩恵の与え手として、インドとネパールで祀られるヒンドゥー教の女神である。

植生と生殖の女神でもあり、子を授け、出産を助けると信じられている。猫に乗り、一人ないし複数の赤子に乳を与える母の姿で描かれることが多い。

祭祀は太陰月ごとの第六日、および子の誕生から六日目に行うよう定められている。子を望む女性、そして子の無事を願う母が、この女神を祀って加護を乞う。東インドでとりわけ篤く信仰される。

神話・物語

多くの研究者は、この女神の起源をヒンドゥーの民間伝承に求める。文献への言及は前8世紀から前9世紀に遡り、そこでは子どもと、そして軍神スカンダに結びつけられている。

初期の言及ではスカンダの養母とされる。後代の文献では、スカンダの妃デーヴァセーナーと同一視されるようになった。同じ女神が、地域と時代によって養母から妃へ移動している。

初期の文献にスカンダの随伴者として現れる場合、この女神は母と子に病をもたらす者とされ、それゆえ出産から六日目に鎮められる必要があるとされた。時代が下るにつれ、恵み深い救い手にして子を授ける者と見られるようになる。害をなす存在が守る存在へ転じるという経路は、南アジアの女神に繰り返し見られる。

チャティー・マイヤーの名でも知られ、プラクリティの第六の形態、そしてスーリヤの姉妹として、チャト祭で祀られる。ディーパーヴァリーの六日後、ヴィクラム暦カールティカ月の第六日(10〜11月)に祝われる祭で、儀礼は四日にわたる。沐浴、断食と断水の誓戒(ヴラタ)、水に立つこと、沈む太陽と昇る太陽への供物とアルギヤの献上が含まれる。川岸へ向かう道すがら五体投地を続ける信者もいる。

図像と象徴

本サイトが掲げるのは、コルカタのバグバザール近くの寺院に祀られた像である。

姿は母である。八人にも及ぶ赤子を腕に抱き、あるいは乳を与える。肌の色は黄あるいは金色に描かれるのが通例である。図像を説く讃歌(ディヤーナ・マントラ)は、神々しい衣と装身具をまとい、膝に吉祥の小枝を置いた、快い姿の色白の若い女と記す。乗物(ヴァーハナ)は猫(マールジャーラ)である。

猫を乗物とする女神は、ヒンドゥー教の万神殿では珍しい。獅子や虎に乗る戦の女神たちに対して、家のなかにいる獣が選ばれている点が、この女神の職掌に対応する。

図像を持たない形でも祀られる。素焼きの水瓶、榕樹(ベンガルボダイジュ)あるいはその一部、そうした樹の下に置かれた赤い石。シャシュティー・タラーと呼ばれる屋外の空間も、この女神のために聖別される。像を作らずに祀るという形式が、民間信仰に起源を持つことを示している。

関わる神格・伝承

スカンダとの関係が、文献史における中心にある。養母とする伝えと、妃デーヴァセーナーと同一視する伝えが並存する。

東インドではデーヴァセーナーがシャシュティーの形で祀られ、そこでは独立した信仰の対象となる。南インドでムルガンの妃として従属的に祀られる女神が、東インドでは単独で祀られている。

文化的足跡

チャト祭は、ビハール州、ジャールカンド州、ウッタル・プラデーシュ州東部、そしてネパールのタライ地方で、今日最も大規模に営まれる祭の一つである。数百万人が川岸に集まり、太陽に供物を捧げる。

子どもの誕生から六日目の祝いは、ベンガルをはじめ東インドの家庭で今も広く行われている。神話の女神が、出産という家庭内の出来事の暦のなかに組み込まれている例である。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q534133 — 骨格データの出典
Commons
Shashthi — 図像カテゴリ