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PLATE — OLADEVI
BHARATA · ヒンドゥー神話
OLADEVI

オーラーデーヴィー

オーラーデーヴィー · オーライチャンディー · オーラービービー

ベンガルとラージャスターンのコレラの女神で、名は「下痢」を意味する語に由来するとされる。1817年以降ベンガルから世界に広まったコレラの流行のたびに祀られた。オーラービービー(ムスリムの尊称)とも呼ばれ、宗教を選ばない病にヒンドゥーとムスリムの双方が祈った。

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解説

概要

オーラーデーヴィーは、ヒンドゥーの民間信仰で、インド東部のベンガル地方(今日のバングラデシュと西ベンガル州)や、ラージャスターンのマールワール地方で祀られるコレラの女神である。オーライチャンディー、オーラービービー、ビービーマーなどとも呼ばれる。「ビービー」はムスリムの女性に対する敬称であり、宗教を選ばず襲いかかる疫病に、ヒンドゥーとムスリムの双方がこの女神に祈った。

信仰

コレラは、ガンジス川のデルタ地帯に根づいた病であり、1817年以降、ベンガルから世界各地へと広がった。流行が起こるたびに、人々はオーラーデーヴィーを祀った。名の「オーラー」は下痢を意味する語に由来するとされ、天然痘の女神シータラーと同じく、病そのものが女神の姿をとっている。

オーラーデーヴィーは「オーラービービー」とも呼ばれ、ムスリムの人々にも敬われた。コレラは宗教の違いを問わず人を襲う。二つの共同体の人々が、同じ女神に病から逃れることを祈ったのである。ベンガルの森の女神ボンビビと同じく、宗教の境をまたいで祀られる神の一例である。「ビービーマー」は「母なる夫人」を意味する。

天然痘にはシータラー、コレラにはオーラーデーヴィー、水痘や麻疹にはケーララのヴァスーリマーラと、伝染病ごとにそれを受け持つ女神がいた。ベンガルでは「七人のビービー(サートビービー)」と呼ばれる女神たちが病から守るとされ、オーラービービーもその一人に数えられる。

上下水道の整備や経口補水療法の普及によって、コレラで命を落とす人は大きく減った。それでも女神の祭は続いている。

図像と象徴

固有の図像は伝わらず、本サイトも主画像を掲げない。

系譜と関係

シータラー、ヴァスーリマーラとともに、病の女神の系列をなす。

文化的足跡

オーラーデーヴィーの祭は、今日もベンガルの農村で営まれている。

なおヒンドゥー教は今日も信仰されている生きた宗教であり、本項の記述はその神格の伝承と図像に関する学術的な整理である。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q7082920 — 骨格データの出典