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PLATE — МОРЯНА
SLAVI · スラヴ神話
МОРЯНА

モリャナ

モリャナ · モリャンキ · Moryana

スラヴの海の女の霊で、海の皇帝の娘とされ、風を統べるともいわれる。名は「海の女」の意で、ロシアの一部では海から吹く冷たい風を指す語でもある。大きな魚の姿で海を泳ぎ、海の皇帝の怒りをなだめて嵐を鎮めるとされた。

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解説

概要

モリャナは、スラヴの民間伝承に語られる海の女の霊で、女神であったともみなされる。海の皇帝(モルスコイ・ツァーリ)の娘で、海のヴォジャニツァ(水の女)とされ、風を統べるという信仰もある。モリャーニ(複数形)として大勢で現れ、船に大きな脅威を与える海のルサールカの一種とされることもあるが、ふつうは一人の存在として語られる。死の女神モレーナと名の響きが似ているため、同一視されて死の女神と呼ばれることもあった。スラヴ神話の体系に含めて扱う。

名

名は「海」を意味するモーレに女性の語尾ヤナがついたもので、「海の女」ほどの意味になる。ロシアの一部の地方では、海から陸へ吹く冷たく荒い風をモリャナと呼び、モリャンカ、モリャンニクともいう。モリャナはこの風を人格化したものとされる。

伝承

モリャナは大きな魚の姿で海の深みを泳ぎ、イルカと遊ぶことが多いとされた。岸に上がるのは静かな夕べだけで、そのときは波に揺られて水しぶきを上げ、海辺の小石を指でもてあそぶ。海の皇帝が怒って嵐が起こると、モリャナがなだめて嵐を鎮めた。黄金の舟で海を渡り、その美しさはまばゆくて一度に見ることができないほどであったという。

ロシアの考古学者・民族学者ヴァシーリー・プロホロフによれば、異教の人々にとってモリャナは太陽に愛された女神で、ある昔話にはアナスタシア王女の名で現れる。

別の信仰では、モリャナは髪を梳かさず白い衣をまとった、厳しくひどく背の高い女とされた。ヴォルガ河口で南東の風を操り、カスピ海の北西岸の船乗りや漁師に大きな脅威を与えたという。

図像と象徴

固有の図像は伝わらず、本サイトも主画像を掲げない。

系譜と関係

海の皇帝の娘で、ルサールカ、ヴォジャノイとともに水の霊の系列をなす。

なおスラヴの民間伝承は今日も語り継がれており、本項の記述はその伝承に関する学術的な整理である。

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領分・別名

親・配偶者・子までを表示(全体はフル系図ページへ)。実線=主要伝承/点線=異伝・別系統。

海の皇帝
ロシアの昔話の海の支配者(モルスコイ・ツァーリ)の娘の一人
МОРЯНА
モリャナ
スラヴ神話
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海の皇帝
ロシアの昔話の海の支配者(モルスコイ・ツァーリ)の娘の一人
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МОРЯНА
モリャナ
スラヴ神話
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資料

Wikidata
Q108857405 — 骨格データの出典