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PLATE — 雷公
SINÆ · 中国神話・道教
雷公

雷公

らいこう · 雷神 · 雷師

中国の雷の神で、鳥の嘴と爪を持ち翼を負う姿で表される。槌と鑿を打って雷鳴を起こし、人の法の及ばない罪——不孝や隠れた悪事——を雷で罰する。妻は稲妻の女神電母。日本の雷神の図像の源流。

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解説

概要

雷公(らいこう)は、中国の雷の神である。雷神、雷師、雷祖とも呼ばれる。道教では九天応元雷声普化天尊として、雷部の主宰神とされる。

妻あるいは対をなす神として、稲妻の女神電母がある。

図像と職能

鳥の嘴と爪を持ち、蝙蝠のような翼を負う青い身体の鬼の姿で表される。手に槌と鑿を持ち、これを打って雷鳴を起こす。あるいは連なった太鼓を打つ姿でも描かれる。

雷公は、悪人を罰する神である。不孝の者、穀物を粗末にする者、隠れた悪事をなした者を、雷で撃つとされた。人間の法が及ばない罪を、天が罰する。

「天罰が下る」という観念の具体的な担い手である。

電母との対

電母が鏡で光を放って対象を照らし、雷公がこれを撃つとされる。稲妻が先に光り、雷鳴が後から来るという自然の順序が、二神の分業として説明されている。

日本への伝来

日本の雷神の図像は、この雷公の系譜に連なる。ただし日本の雷神は連太鼓を背負う鬼の姿で定型化し、鳥の嘴を持たない点で異なる。

俵屋宗達『風神雷神図屛風』の雷神は、中国の雷公の図像が日本で独自に発展したものである。

図像と象徴

固有の図像は多いが、本サイトは主画像を掲げない。

鳥の嘴という造形が、この神を規定する。雷を鳥と結びつける観念は、北米のサンダーバードをはじめ各地に見られる。

関わる神格・伝承

妻は電母。雷部の主宰。風伯・雨師と気象の神々をなす。

日本の雷神、雷電信仰の源流。

文化的足跡

中国語で「雷公劈」(雷公が裂く)は、天罰を意味する表現である。台湾と華南の廟には、今日も雷公の像が祀られる。

なお中国の民間信仰と道教は今日も継承されている生きた信仰であり、本項の記述はその神格の伝承と図像に関する学術的な整理である。

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領分・別名

親・配偶者・子までを表示(全体はフル系図ページへ)。実線=主要伝承点線=異伝・別系統

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資料

Wikidata
Q1910200 — 骨格データの出典