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PLATE — ἸΛΛΎΡΙΟΣ
HELLAS · ギリシア神話
ἸΛΛΎΡΙΟΣ

イリュリオス

イリュリオス · Illyrius · Illyrios

カドモスとハルモニアーの末子でイリュリアの名祖。両親がイリュリアの王となったのちに生まれた。一説にはポリュペーモスの子で、ケルト人の祖ケルトスと兄弟とされる。

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解説

概要

イリュリオス(Ἰλλύριος / Illyrios)は、アドリア海東岸に住んだイリュリア人の名祖とされる人物である。多くの資料では、テーバイを去ったカドモスとハルモニアーがイリュリアで得た末子とされる。

神話・物語

カドモスとハルモニアーは、晩年にテーバイを離れてイリュリアのエンケレイス族のもとへ行き、その地の王となった(アポロドーロス3.5.4)。二人のあいだにそこで生まれたのがイリュリオスであり、彼の名がこの地方の人々の名になったという。夫妻はのちに蛇の姿に変えられ、ゼウスによって祝福された者の地へ送られたと伝えられる。

ローマ時代の歴史家アッピアノスは『イリュリア戦記』の冒頭で別の系譜を記す。キュクロープスのポリュペーモスとネーレーイスのガラテイアのあいだにケルトス、イリュリオス、ガラースの三人の子が生まれ、それぞれケルト人、イリュリア人、ガラティア人の祖となったという。イリュリオスにはさらに多くの子があり、それぞれがイリュリアの諸部族の名祖となった。

図像と象徴

固有の図像は伝わらず、本サイトも主画像を掲げない。

系譜と関係

父はカドモス(あるいはポリュペーモス)、母はハルモニアー(あるいはガラテイア)。カドモスの子とする系譜では、セメレー、イーノー、アガウエー、アウトノエー、ポリュドーロスの末の弟にあたる。

文化的足跡

ギリシア人は周辺の民族の起源を、自らの神話上の人物に結びつけて説明した。テーバイの王家とイリュリアを結ぶ系譜は、エピゴノイの戦いに敗れたテーバイの王ラーオダマースがエンケレイス族のもとへ逃れたという伝えとも呼応している。

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領分・別名

親・配偶者・子までを表示(全体はフル系図ページへ)。実線=主要伝承/点線=異伝・別系統。

フル系図ページを開く →
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資料

Wikidata
Q1258941 — 骨格データの出典