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フン・フナフプー
PLATE — JUN JUNAJPU
MAYA · マヤ神話
JUN JUNAJPU

フン・フナフプー

フン・フナフプー · ヴクブ・フナフプー · トウモロコシの神

球戯場の標識石/CC BY-SA 3.0 CC BY-SA 3.0

双子の英雄の父。弟とともに球戯の騒がしさを咎められて冥界シバルバーに招かれ、殺されて首を瓢箪の木に掛けられた。その首が冥界の主の娘に唾を吐きかけて双子を身ごもらせた。古典期美術ではトウモロコシの神と同定される。

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解説

概要

フン・フナフプー(「一フナフプー」)は、後古典期後期のマヤ神話の人物であり、その名は暦の第二十日フナフプー——古典期のアハウ(「主」)に対応する——に結びつく。

その物語は初期植民地期の『ポポル・ヴフ』写本の一部をなす。この資料によれば、フン・フナフプーは双子の英雄フナフプーとシュバランケの父である。

また、双子の異母兄で職人と書記の守護者であるフン・チョウエンとフン・バツの父でもある。

神話・物語

フン・フナフプーは弟のヴクブ・フナフプー(「七フナフプー」)と対をなす。双子の英雄の一つ前の世代にあたるこの兄弟は、地上で球戯に興じて騒がしくしたため、冥界シバルバーの主に招かれた。

シバルバーで欺かれて闇の家に入れられ、試練に敗れて殺された。フン・フナフプーの首は切り離され、瓢箪の木に掛けられた。すると木は実をつけ、どれが首かわからなくなったという。

シュキック。 冥界の主の娘シュキックが噂を聞いて木を訪れた。首が語りかけ、手を差し出させて唾を吐きかけた。「私の顔はもう骨にすぎない。だが子は父の姿を失わない」と告げた。

シュキックは身ごもり、父に殺されそうになって地上へ逃れた。フン・フナフプーの母シュムカネーのもとで、双子を産んだ。

トウモロコシの神 古典期マヤ美術において、フン・フナフプーはトウモロコシの神と同定される。殺されて地に埋められ、その子によって蘇るという物語が、トウモロコシの播種と発芽に対応する。

亀の甲羅を割って若いトウモロコシの神が現れる図像が、多数の土器に描かれている。

図像と象徴

本サイトが掲げるのは、球戯場の標識石である。

死んで子によって蘇るという構造が、この神を規定する。父は殺されるが、その唾によって子が生まれ、子が父の仇を討つ。

関わる神格・伝承

弟はヴクブ・フナフプー。子は双子の英雄、およびフン・バツとフン・チョウエン。母はシュムカネー。

文化的足跡

トウモロコシの神としてのフン・フナフプーの図像は、古典期マヤ美術の主要な主題である。パレンケの浮彫、多数の彩文土器に描かれる。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q9294975 — 骨格データの出典