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ヒイアカ
PLATE — HIʻIAKA
OCEANIA · ポリネシア神話
HIʻIAKA

ヒイアカ

ヒイアカ · ヒイアカイカポリオペレ · Hiʻiaka

W. D. ウェスターヴェルト『ハワイの火山伝説』(1916年)より PUBLIC DOMAIN

フラの踊り手・詠唱・呪術・医術を守るハワイの女神で、ペレの妹。卵の姿でタヒチから運ばれ、名は「抱かれた卵」の意。ペレに命じられてカウアイ島の首長ロヒアウを迎えに旅し、死んでいた彼を蘇らせたが、ペレは彼女の聖なる森を焼いた。

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解説

概要

ヒイアカは、ハワイの宗教で、ハウメアとカーネの娘である。ヒイアカイカポリオペレ(「ペレの懐のヒイアカ」)の名を持ち、フラの踊り手、詠唱、呪術、医術の守護女神である。タヒチで身ごもられ、姉のペレによってハワイへ運ばれた。

名

ヒイアカは卵の姿でタヒチからハワイへ運ばれ、ペレはそれを温めるためにいつも身につけていた。「ヒイ」は子を腕に抱くこと、「アカ」は胎児を意味し、名は「抱かれた卵」と解される。ペレの家族のなかで、ハワイで生まれた最初の神である。

神話・物語

ペレは夢のなかでカウアイ島の首長ロヒアウに恋をし、ヒイアカに彼を連れて来るよう命じた。ペレは、ヒイアカが愛するレフアの森と、友のホーポエを守ると約束した。ヒイアカは島々を渡る危険な旅のなかで多くの怪物を倒し、仲間の助けやペレの贈り物を得て試練を乗り越え、土地を肥やし芽吹かせる癒し手としての力に目覚めていった。ロヒアウのもとにたどり着くと、すでに死んでいた彼を蘇らせた。

ところが、ペレはヒイアカの聖なる森を焼き、ホーポエを溶岩に変えてしまった。最後に、ロヒアウがどちらと共にいるかを選ぶことになり、その結末は伝承によって異なる。

信仰

ヒイアカは、ペレに頼まれて最初にフラを踊ったとされ、ペレの姉妹のラカ、カポとともにフラの女神とされる。フラの学校(ハーラウ)では、これらの女神のための儀礼が営まれる。ヒイアカは、聖なるレフアの木立に住み、森の霊たちと踊って日を過ごしていた。フクロウ(プエオ)はその使いで、ヒイアカにとって聖なる鳥である。

図像と象徴

主画像は、『ハワイの火山伝説』(1916年)の挿絵で、ヒイアカとロヒアウを描いている。

系譜と関係

ハウメアとカーネの娘で、ペレの最も忠実な妹とされる。ナーマカ、ラカ、カポらと姉妹である。ヒイアカの一族は、雲を運び、雨と雷と稲妻をもたらす役を担う。

なおハワイの伝統は今日も継承されている生きた文化であり、本項の記述はその神格の伝承に関する学術的な整理である。

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領分・別名

親・配偶者・子までを表示(全体はフル系図ページへ)。実線=主要伝承/点線=異伝・別系統。

KĀNE
カーネ
父
ハウメア
母
クー・ワハ・イロ
ナーマカの系譜: クー・ワハ・イロとハウメアの子ら
PELE
ペレ
兄弟姉妹
KĀNE MILOHAʻI
カーネ・ミロハイ
兄弟姉妹
NĀMAKA
ナーマカ
兄弟姉妹
HIʻIAKA
ヒイアカ
ポリネシア神話
◆
ハウメア
母
◇
クー・ワハ・イロ
ナーマカの系譜: クー・ワハ・イロとハウメアの子ら
収載データなし
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資料

Wikidata
Q1621303 — 骨格データの出典