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エーカジャティー
PLATE — एकजटी
DHARMA · 仏教の尊格
एकजटी

エーカジャティー

エーカジャティー · エーカジャター · ラルチクマ

エーカジャティー図 PUBLIC DOMAIN

「一つの髷の女」を意味する二十一ターラーの一柱でニンマ派の三大護法の一。一眼・一牙・一乳房の姿で、パドマサンバヴァに右眼を突かれて魔を調伏する力を得た。秘密真言と埋蔵経典の守護者。

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解説

概要

エーカジャティーあるいはエーカジャター(サンスクリット語「一つの髷の女」、チベット語ラルチクマ「髪に一つの結び目を持つ者」)は、マハーチャンダターラーとも呼ばれ、二十一ターラーの一柱である。エーカジャティーは金剛乗仏教の神話における最も強力で猛々しい守護尊の一つである。

チベットの伝説によれば、その右眼はタントラの師パドマサンバヴァによって突かれた。チベットの魔を調伏するのをより効果的に助けられるようにするためである。

教義上の位置

「青ターラー」「黒ターラー」「ウグラ・ターラー」としても知られる。一般に、ラーフラ、ヴァジュラサードゥとともに、ニンマ派の三大護法の一つと見なされる。

しばしば緑ターラーの曼荼羅において解放者として現れる。敵への恐れを除き、喜びを広め、悟りへの道の個人的な障碍を除く力を持つとされる。

エーカジャティーは秘密真言の守護者であり、「万物の母」として究極の統一を表す。それゆえその真言もまた秘密である。金剛乗の教え、とりわけ内タントラと埋蔵経典(テルマ)の最も重要な守護者である。

図像と象徴

本サイトが掲げるのは、エーカジャティーの図である。

一眼、一牙、一乳房、一つの髷という「一」の反復が、この尊格に固有の造形である。一つの眼は非二元の智慧を、一つの髷は唯一の真理を表すと解される。青黒い身色で、髑髏の冠を戴き、狼あるいは虎皮をまとう。

パドマサンバヴァに眼を突かれたという伝えが、片眼の由来である。傷が力になるという構成は、北欧のオーディンの片眼とも比較される。

関わる神格・伝承

ターラーの憤怒形。ニンマ派の三大護法の一。パルデン・ラモと結びつく。

ヒンドゥー教にも同名の女神エーカジャターがあり、ターラー(マハーヴィディヤー)の一相である。仏教とヒンドゥー教のあいだで、ターラー女神の憤怒形が共有されている。

文化的足跡

ニンマ派の寺院において、エーカジャティーは埋蔵経典の守護者として、テルトン(埋蔵経典発掘者)の修法に不可欠の存在である。

なおチベット仏教は今日も信仰されている生きた宗教であり、本項の記述はその尊格の伝承と図像に関する学術的な整理である。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q1322188 — 骨格データの出典