エジプトの神学は、太陽の運行を船旅として語る。ラーは昼の船マンジェトで東から西へ空を渡り、日没とともに夜の船メセケテトに乗り換えて冥界の十二時間を進む。船には神々の一団が乗り組み、舳先に立つセトが大蛇アペプを突き伏せる。ナイルが唯一の幹線であった土地の経験が、そのまま宇宙の構図になっている。神殿でも神像は聖船に載せて運ばれ、地上の行列が天の航行を写した。月神コンスにも、夜空を渡る月の船があるとされる。
GLOSSARIUM · SOLAR BARQUE
エジプトの神学は、太陽の運行を船旅として語る。ラーは昼の船マンジェトで東から西へ空を渡り、日没とともに夜の船メセケテトに乗り換えて冥界の十二時間を進む。船には神々の一団が乗り組み、舳先に立つセトが大蛇アペプを突き伏せる。ナイルが唯一の幹線であった土地の経験が、そのまま宇宙の構図になっている。神殿でも神像は聖船に載せて運ばれ、地上の行列が天の航行を写した。月神コンスにも、夜空を渡る月の船があるとされる。