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GLOSSARIUM · LUBOK

ルボーク

ルボーク(лубок)は、17世紀から19世紀にかけてロシアで大量に刷られた民衆版画である。はじめは木版、のちに銅版やリトグラフで刷られ、素朴な線と鮮やかな彩色、画中に書き込まれた説明文を特徴とする。市や縁日で安価に売られ、聖書物語や聖人像から、寓話、時事の風刺、そして楽園の鳥アルコノストやシリンのような幻獣まで、あらゆる画題を庶民の家へ届けた。正規の教会美術やアカデミーの絵画とは別の、民衆の視覚文化の水脈をなす。スラヴの幻獣・伝承の姿かたちの多くは、この版画を通じて広く共有され、今日に伝わっている。

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