アース神族とヴァン神族が戦い、決着のつかぬまま人質を交換して和睦した戦争。『巫女の予言』は、黄金を求める女グルヴェイグが三度焼かれても蘇ったことを開戦の契機として語る。『ヘイムスクリングラ』の『ユングリング家のサガ』では、ヴァン側がニョルズとフレイを、アース側がヘーニルとミーミルを送り、騙されたと考えたヴァン神族がミーミルの首を刎ねた。ジョルジュ・デュメジルは、この戦いに主権の機能と豊穣の機能の統合を読んだが、実際の宗教史の反映とみるかは決着していない。
GLOSSARIUM · ÆSIR–VANIR WAR