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羅睺羅
PLATE — राहुल
DHARMA · 仏教の尊格
राहुल

羅睺羅

ラーフラ · 羅侯羅 · 羅雲

釈迦と羅睺羅を描いた図/CC BY-SA 3.0 CC BY-SA 3.0

釈迦の実子で十大弟子の一人、密行第一。名は「障碍」を意味し、父の出家の妨げとされた。父に遺産を求めて法を与えられ、サンガ最初の沙弥となった。嘘をつく癖を父に諭されて以後戒律を厳守した。

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解説

概要

羅睺羅(らごら、梵・巴 Rāhula)は、仏教の開祖である釈迦の実子であり、またその弟子の一人である。釈迦族の王子ガウタマ・シッダールタの妃ヤショーダラーが釈迦の出家前に妊娠した子で、釈迦が出家して五年後に生まれたとされる。

釈迦十大弟子の一人に数えられ、正しい修行を為した密行第一と称される。また十六羅漢の一人でもある。

名の由来

音写は羅侯羅、羅雲など。漢訳は障碍、障月、覆月、覆障など。

羅睺羅は障碍などと翻訳され、その意味は日食・月食を起こす魔神ラーフ、転じて障害をなすものなど諸説あるが、名の由来には様々な説がある。

ヤショーダラー妃が子を産むとき月食があったのでラーフラと名づけたという説、そして釈迦が子の誕生を聞いて「障碍が生じた」と言ったという説である。後者に従えば、名は父の出家の妨げとなる存在という意味になる。

出家

釈迦が成道後に故郷カピラヴァストゥを訪れたとき、ヤショーダラーは羅睺羅に「あの方があなたの父です。遺産を求めなさい」と告げた。羅睺羅が釈迦に遺産を求めると、釈迦は舎利弗に命じて彼を出家させた。世俗の財ではなく法を与えたのである。

これがサンガにおける最初の沙弥(未成年の出家者)であり、以後、父母の許可なく出家させてはならないという規則が定められた。祖父の浄飯王が孫を失うことを嘆いたためである。

密行第一

羅睺羅は幼くして出家したため、当初は戯れに嘘をつく癖があったという。釈迦は水を張った盥を示し、「嘘をつく者の修行はこの水のように濁る」と諭した。以後、羅睺羅は戒律を厳格に守り、密行第一と称されるようになった。

図像と象徴

本サイトが掲げるのは、釈迦と羅睺羅を描いた図である。

父に捨てられ、父に出家させられた子という位置が、この人物を規定する。名が「障碍」を意味することも含め、その存在は釈迦の出家の代償として語られる。

関わる神格・伝承

父は釈迦、母はヤショーダラー、祖父は浄飯王。十大弟子の一。十六羅漢の一。

文化的足跡

日本では「羅睺羅」の名は星宿の羅睺——ラーフ——と混同されやすい。九曜の羅睺は日食月食を起こす星であり、釈迦の子とは別である。

なお仏教は今日も信仰されている生きた宗教であり、本項の記述はその尊格の伝承と図像に関する学術的な整理である。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q218969 — 骨格データの出典