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プラ・プロム
PLATE — พระพรหม
DHARMA · 仏教の尊格
พระพรหม

プラ・プロム

プラ・プロム · 四面仏 · 四面神

バンコク・ワット・ヤーンナーワーのプラ・プロム像/CC BY 2.0 CC BY 2.0

ヒンドゥーの創造神ブラフマーのタイにおける姿。仏教徒が守護霊として祀り、四つの顔がそれぞれ事業・恋愛・健康・財産を司る。華人社会では四面仏と呼ばれ、バンコクのエラワン廟が信仰の中心。

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解説

概要

プラ・プロム(タイ語 พระพรหม、サンスクリット語のブラフマーに由来)は、ヒンドゥーの創造神ブラフマーのタイにおける姿である。

現代のタイでは、プラ・プロムはヒンドゥー教の文脈の外で、通常の仏教徒によって崇拝されることが多い。他の多くのヒンドゥーの神々と同じく、仏教の実践と共存するタイのアニミズム信仰における守護霊を表すようになった。幸運と守護の神と見なされる。

ブラフマーの観念は仏教の宇宙論においても、梵天界の主である梵天として表され、これもプラ・プロムとして表されうる。

四面仏

プラ・プロムは、タイの外では中国の民間信仰の信者のあいだで「四面仏」(シーミエンフォ)あるいは「四面神」として口語的に知られ、近年数十年のあいだにこの神への信仰が広まった。

信者は通常、線香、蝋燭、ジャスミンの花あるいはジャスミンの花環、若い椰子の実の汁を捧げる。四つの顔それぞれに願いがあり、事業、恋愛、健康、財産を司るとされる。願いが叶うとタイの古典舞踊を奉納する習慣があり、バンコクのエラワン廟では舞踊団が常駐している。

図像と象徴

本サイトが掲げるのは、バンコクのワット・ヤーンナーワーのプラ・プロム像である。

四面四臂で、金色に塗られ、各手に数珠、経典、法螺貝、杖などを持つ。ヒンドゥーのブラフマーの図像を受け継ぎながら、タイ様式の冠と装身具をまとう。

ヒンドゥーの創造神が仏教国で守護霊になるという経緯が、この尊格を規定する。創造神としての性格は薄れ、願いを叶える現世利益の神として祀られる。

関わる神格・伝承

ブラフマーのタイにおける姿。仏教の梵天と重なる。

バンコクのエラワン廟(1956年建立)は、ホテル建設中の事故を鎮めるために建てられたもので、以後タイで最も参拝者の多い廟の一つになった。2015年に爆弾事件の標的となり、国際的に報道された。

文化的足跡

四面仏の信仰は、タイからシンガポール、マレーシア、香港、台湾の華人社会へ広まり、東南アジアの現代宗教の広がりを示す例となっている。

なお仏教と中国の民間信仰は今日も信仰されている生きた宗教であり、本項の記述はその尊格の伝承と図像に関する学術的な整理である。

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領分・別名

INTERPRETATIO — 同一視・同源
ブラフマー ヒンドゥー神話 同一視
プラ・プロムはヒンドゥーのブラフマーのタイにおける姿。
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資料

Wikidata
Q863323 — 骨格データの出典