PLATE — TŌNACĀCIHUĀTL
AZTECA · アステカ神話
TŌNACĀCIHUĀTL
トナカシワトル
トナカシワトル · オメシワトル · 二の女
「我らの糧の女」を意味するアステカの創造の女神で、オメシワトルとも。夫トナカテクートリと天の最上層オメヨカンに住み、二人のテスカトリポカとケツァルコアトル、ウィツィロポチトリを生んだ。人の魂を地上へ送る者でもある。
01
解説
概要
トナカシワトル(Tonacacihuatl、「我らの糧の女」)は、アステカ神話の創造の女神で、オメシワトル(「二の女」)とも呼ばれる。夫トナカテクートリ(オメテクートリ)とともに原初の対をなし、天の最上層オメヨカン(「二の場所」)に住む。二柱をあわせてオメテオトルとも呼ぶ。
神話・物語
16世紀の『絵によるメキシコ人の歴史』によれば、トナカテクートリとトナカシワトルは第十三の天に住み、四人の子をもうけた。赤いテスカトリポカ(カマシュトリ)、黒いテスカトリポカ、ケツァルコアトル、ウィツィロポチトリである。この四神が、のちに火や人間、暦、天地を造ったという。
サアグンの記録する出産の言葉では、生まれた子は、オメヨカンにいるオメテクートリとオメシワトルのもとから送られてきた者として迎えられる。この対は、人の魂を地上へ送り出す者でもあった。
図像と象徴
夫と同じ姿、同じ装いで対に描かれることが多い。『テリェリアーノ・レメンシス絵文書』などに描かれ、主画像はその図をもとにした現代の描き起こしである。
系譜と関係
夫はトナカテクートリ。子は二人のテスカトリポカ、ケツァルコアトル、ウィツィロポチトリ。
なおメソアメリカの先住民の伝統は今日も継承されている生きた文化であり、本項の記述はその神格の伝承と図像に関する学術的な整理である。
02
領分・別名
親・配偶者・子までを表示(全体はフル系図ページへ)。実線=主要伝承/点線=異伝・別系統。
TŌNACĀCIHUĀTL
トナカシワトル
アステカ神話
TŌNACĀTĒCUHTLI
トナカテクートリ
原初の対。天の最高層オメヨカンに住む(近代の用語「オメテオトル」はこの対を指す)
QUETZALCŌĀTL
ケツァルコアトル
『絵によるメキシコ人の歴史』: 原初の対偶神の四人の子(四人のテスカトリポカ)の一柱
TĒZCATLĪPOHCA
テスカトリポカ
『絵によるメキシコ人の歴史』: 原初の対偶神の四人の子(四人のテスカトリポカ)の一柱
XĪPE TOTĒC
シペ・トテック
『絵によるメキシコ人の歴史』: 原初の対偶神の四人の子(四人のテスカトリポカ)の一柱
HUĪTZILŌPŌCHTLI
ウィツィロポチトリ
異伝(『絵によるメキシコ人の歴史』): 原初の対偶神の四人の子の末子とする
収載データなし
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TŌNACĀCIHUĀTL
トナカシワトル
アステカ神話
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資料
Wikidata
Q1074582 — 骨格データの出典