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洪聖
PLATE — HUNG SHING
SINÆ · 中国神話・道教
HUNG SHING

洪聖

洪聖 · 洪聖王 · 洪聖爺

Hkchan123 CC BY-SA 3.0

香港や広東の沿岸で祀られる海の神。唐代に番禺の官吏洪熙が観測所を設けて天候を観察し、漁民や海の商人を助けたが若くして亡くなり、神として祀られたと伝えられる。研究者は南海の神祝融への信仰に由来すると考えている。

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解説

概要

洪聖(洪聖王、洪聖爺、大王とも)は、中国の民間信仰の神で、香港や広東の沿岸で広く祀られる海の神である。最もよく語られる話では、唐代に広東の番禺で官を務めた洪熙という人物が神になったものとされる。祭(洪聖誕)は旧暦二月十三日に営まれる。中国神話・道教の体系に含めて扱う。

信仰

伝承によれば、洪熙は清廉な官吏で、天文、地理、数学の学びと応用を勧め、観測所を設けて天候の変化を観察し、漁民や海の商人が海に出る危険を減らした。しかし若くして亡くなった。死後、唐の皇帝はその徳を国中に広め、「南海広利洪聖大王」の号を贈ったという。死後も嵐のなかで姿を現して多くの人を救ったと伝えられ、官も漁民も南海の神として洪聖の廟を建てた。香港では洪聖廟、あるいは大王廟と呼ばれる。

南海神との関係

今日の研究者は、洪聖を、火の神で南海の神でもある祝融への信仰に由来するものと考えている。南海神の崇拝は唐より古く、隋の文帝が594年に南海神を封じ、広州にはその廟が建てられた。唐の玄宗は南海神に「広利王」の号を贈り、宋代に「洪聖」の号が加えられて、元代までにさらに号が重ねられた。広州市黄埔区の南海神廟(波羅廟)に祀られるのも、南海の神洪聖王としての祝融である。

図像と象徴

主画像は、香港の洪聖宮の正殿に祀られる洪聖の像である。

系譜と関係

南海神としての祝融と重ねられる。同じく海を守る天后(媽祖)とともに、香港の沿岸で広く祀られている。

文化的足跡

香港には洪聖を祀る廟が数多くあり、洪聖誕は今も各地で祝われている。

なお道教と中国の民間信仰は今日も信仰されている生きた伝統であり、本項の記述はその神格の伝承と図像に関する学術的な整理である。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q1942947 — 骨格データの出典