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PLATE — FINTAN MAC BÓCHRA
CELTAE · ケルト神話
FINTAN MAC BÓCHRA

フィンタン・マク・ボーフラ

フィンタン・マク・ボーフラ · フィオンタン · Fintan mac Bóchra

ノアの孫娘ケサルに従って大洪水の前にアイルランドへ来た「賢者」の予見者。洪水を鮭の姿で生き延び、鷲、鷹の姿を経て五千五百年を生き、アイルランドの王たちの助言者となった。フィン・マックールの時代まで生きたと伝えられる。

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解説

概要

フィンタン・マク・ボーフラは、アイルランドの伝承で「賢者」と呼ばれる予見者である。ノアの孫娘ケサルに従って大洪水の前にアイルランドへ渡り、鮭や鷲、鷹に姿を変えながら洪水ののち五千五百年を生きて、アイルランドの王たちの助言者となった。ボーフラは母の名とも、海を指す詩的な言い方ともいわれる。ケルト神話の体系に含めて扱う。

神話・物語

『アイルランド来寇の書』によれば、ケサルの一行は五十人の女と三人の男で、男はフィンタン、ケサルの父ビス、舵取りのラドラであった。三人はそれぞれ十六人の妻を持ち、フィンタンの妻にはケサルをはじめ、ロト、ルアム、マルらがいた。のちにエブリウとも結婚し、ただ一人の息子はイランであった。

洪水が来ると妻子はみな溺れたが、フィンタンは鮭に姿を変え、「フィンタンの墓」と呼ばれる洞窟で一年のあいだ水の下にとどまって生き延びた。その後、鷲、鷹と姿を変え、ふたたび人の姿に戻った。洪水ののち五千五百年を生き、アイルランドの王たちの助言者となった。トゥアハ・デ・ダナーンが攻め寄せたときにはフィル・ボルグの王エオヒド・マク・エルクに助言し、第一次マグ・トゥレドの戦いにも加わった。

フィンタンはフィン・マックールの時代まで生き延び、同じときに生まれた魔法の鷹とともに、アイルランドのあらゆる知と歴史を蓄えた。生の終わりに両者は出会って互いの物語を語り合い、アイルランドがキリスト教に改宗したのちの5世紀に、ともにこの世を去ったという。

図像と象徴

固有の図像は伝わらず、本サイトも主画像を掲げない。

系譜と関係

ケサルの夫の一人で、息子はイランである。動物に姿を変えて何千年も生きた『アイルランド来寇の書』の人物として、トゥアン・マク・カリルがいる。鮭に姿を変えることと「賢者」の称号から、知恵の鮭と混同されることもある。

なおケルトの伝承は今日も語り継がれており、本項の記述はその伝承に関する学術的な整理である。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q1162997 — 骨格データの出典