PLATE — БОЛОТНИК
SLAVI · スラヴ神話
БОЛОТНИК
ボロトニク
ボロトニク · バロトニク · ブウォトニク
スラヴの男性の沼の霊。蛙のような目と緑の髭を持ち、泥と藻に覆われて沼の底に座り、入った者を引き込んで溺れさせる。森のレーシー、川のヴォジャノイと同じく、生活の場が細かく分けられ、それぞれに主が置かれる体系に属する。
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解説
概要
ボロトニクは、スラヴの民間伝承に語られる沼の霊である。蛙のような大きな目と緑の髭を持つ男、あるいは老人の姿で、泥と藻に覆われて沼の底に坐り、沼に踏み込んだ者を引きずり込んで溺れさせる。敬意を払えば沼を抜ける道を教えてくれるとも言われた。
信仰
東欧には広大な泥炭地の湿地が広がっている。一度足を取られれば抜け出せず、夜にはガスによる青白い光(鬼火)が揺らめく。人々は、その光をボロトニクの誘いと考えた。
スラヴの民間信仰では、暮らしの場のそれぞれに主がいるとされた。森にはレーシー、川や湖にはヴォジャノイ、家にはドモヴォイ、風呂小屋にはバンニク、野にはポレヴォイがいる。ボロトニクは、そのなかで沼を受け持つ主である。
図像と象徴
固有の図像は伝わらず、本サイトも主画像を掲げない。
系譜と関係
ヴォジャノイ、レーシーとともに、場所ごとの主の系列をなす。
場所ごとの主の系列には、鉱山の霊スカルブニクもいる。
なおスラヴの民間伝承は今日も語り継がれており、本項の記述はその伝承に関する学術的な整理である。
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領分・別名
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