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PLATE — OBALÚAYÉ
AFRICA · アフリカ神話
OBALÚAYÉ

ババルアイエ

オバルアイエ · ババル・アジェ · オモル

ヨルバのオリシャで大地と病と癒しを司る。天然痘をもたらすと同時にその治癒を司り、名を直接呼ぶことは避けられる。カリブ海と南米に伝わり聖ラザロと習合した。

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解説

概要

ババルアイエ(ヨルバ語 Obalúayé、オバルアイエ)は、西アフリカのヨルバの宗教におけるオリシャ——至高神オロドゥマレの顕現——の一柱である。オルアイエ、オモル、ショポナ、オバルアイエとも呼ばれる。

大地の霊であり、癒しと病に強く結びつけられる。

信仰

病の治癒を促す神である。命を奪う力イクに常に近く、死に近い者の癒しを促す。しかし一部の人々はこの神を恐れる。天然痘をはじめとする病を人にもたらすと信じられているためで、その相においてはショポナと呼ばれる。

その祭祀の力と呪文は、あらゆる病に対して用いられるが、とりわけ皮膚病、炎症、そして流行病を引き起こす空気感染の病に対して用いられる。癲癇や硬直発作の治療にも用いられる。

熱もまたこの神の属性である。病を追い出すために身体が熱くなる発熱は、ババルアイエが人の身体に働きかけているものと信じられ、大地の深部から来る熱も同様である。それゆえこの神への供物は、気温の高い昼間に行われなければならない。

通常、足が不自由であるとされる。

図像と象徴

固有の図像は伝わらず、本サイトも主画像を掲げない。祭の写真は存在するが、信者の肖像を含むため採用しない。

この神を規定するのは、病をもたらす者と癒す者の両義性である。天然痘をもたらす神が、同時にその治癒を司る。病の神を祀ることが病から守られる手段になるという構造は、日本の疱瘡神やインドのシータラーとも共通する。

ヨルバの伝統では、この神の名を直接呼ぶことを避け、婉曲名を用いる。オモル(「主の子」)、オバルアイエ(「大地の王」)といった呼称は、いずれも恐れに由来する。

関わる神格・伝承

オリシャの一柱。シャンゴオグンオヤらと並ぶ。

ヨルバの信仰は、奴隷貿易を通じてカリブ海と南米に伝わった。キューバのサンテリーアではババルアイエは聖ラザロと習合し、ブラジルのカンドンブレではオモルあるいはオバルアイエの名で祀られる。

文化的足跡

キューバの歌手デシ・アーナズが1946年に広めた歌「ババルー」は、この神への祈りに由来する。米国のテレビ番組『アイ・ラブ・ルーシー』でも歌われ、ヨルバの神の名が北米の大衆文化に入った例として知られる。

ブラジルでは、ババルアイエの信者は8月の祭で藁の衣をまとい、太鼓に合わせて踊る。

なお、ヨルバの宗教は今日も西アフリカと南北アメリカで信仰されている生きた宗教である。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q782478 — 骨格データの出典