一世代(サエクルム)の終わりを画して催された祭。共和政期にはティベリス河畔のタレントゥムと呼ばれる場所で、地下に埋めた祭壇を掘り起こし、ディス・パテルとプロセルピナに夜の犠牲が捧げられた。前17年、アウグストゥスはこれを大きく作り替え、ユーピテル・ユーノー・アポローン・ディアーナら天の神々を主役に据えて、新しい時代の始まりを告げる祭とした。ホラティウスが少年少女の合唱のために書いた『世紀の歌』はこのときの作である。式次第を刻んだ碑文が出土しており、ローマの祭祀の実際を知る資料となっている。
GLOSSARIUM · LUDI SAECULARES