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GLOSSARIUM · ARGO

アルゴー船

イアーソーン率いるアルゴナウタイ金羊毛を求めて乗り組んだ船。船大工アルゴスアテーナーの指導のもとで建造し、名は船大工の名に由来するとされる。女神はドードーナにあるゼウスの聖林から切り出した樫の材を船首に据えたといい、この材は危急のときに自ら口をきいて乗組員に指図した。アプシュルトス殺害の穢れを祓うためにキルケーのもとへ向かえと命じたのもこの船首材である。乗組員は五十人前後とされるが顔ぶれは資料ごとに異なる。航海を終えた船はコリントス地峡のポセイドーンに奉納され、のちに天へ上げられてアルゴ座となった(カタステリスモス)。ただしイアーソーンは朽ちたこの船の下敷きになって死んだとも伝えられ、栄光と破滅の双方がこの船に結びついている。

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