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ヴィトーバ
PLATE — विठोबा
BHARATA · ヒンドゥー神話
विठोबा

ヴィトーバ

ヴィッタラ · パーンドゥランガ · パンダリナート

パンダルプル寺院の本尊を写した図(1928年以前)/バルクリシュナ・クルカルニ画 PUBLIC DOMAIN

マハーラーシュトラとカルナータカで篤く信仰されるヴィシュヌ=クリシュナの一形態。信者プンダリークが投げた煉瓦の上に、腰に手を当てて立ち続ける姿で表される。

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解説

概要

ヴィトーバ(マラーティー語 विठोबा)は、ヴィッタラ、パーンドゥランガの名でも知られるヒンドゥー教の神格である。インドのマハーラーシュトラ州とカルナータカ州で篤く信仰される。

ヴィシュヌの化身クリシュナの一形態とされる。肌の黒い少年の姿で、両手を腰に当て、一枚の煉瓦の上に立つ姿で表されるのが定型である。妃ラクマーイーを伴うこともある。

マハーラーシュトラのヴァールカリー派、そしてカルナータカのハリダーサ派——いずれも儀礼よりバクティ(信愛)を重んじる伝統——の中心にある神格であり、今日も生きた信仰の対象である。

神話・物語

伝承の中心にいるのは、この神をパンダルプルへ連れて来たとされる信者プンダリークである。

プンダリークは老いた両親に仕えていた。神がその孝行を嘉して訪れたとき、彼は両親の世話の途中であった。彼は一枚の煉瓦を投げてよこし、それに立って待つよう神に告げる。神は腰に手を当て、煉瓦の上に立って待った——その姿が今日の像になっている。

信者を待たせるのではなく、信者を待つ神。ヴァールカリー派の神学の中心にあるのは、この一点である。

もう一つの主題は、詩人聖者たちの救い手としての役割である。ジュニャーネーシュワル、ナームデーヴ、エークナート、トゥカーラーム、そして女性の聖者ジャナーバーイー——十三世紀から十七世紀にかけて、この神に捧げるアバングという韻文をマラーティー語で作った一群の詩人が現れた。カースト、性別、職業を問わず、誰もが神に直接向かいうるという思想が、この文学の骨格をなす。

最も重要な祭は、アーシャーダ月のシャヤニー・エーカーダシーと、カールティカ月のプラボーディニー・エーカーダシーである。この時期、数十万の巡礼者(ヴァールカリー)が徒歩でパンダルプルを目指す。

図像と象徴

本サイトが掲げるのは、パンダルプル寺院の本尊を写した古い図である。撮影ではなく描き写された画像で、少なくとも1928年より前のものとされる。

腰に手を当て、煉瓦の上に立つ。この姿勢が、この神格を他のヴィシュヌ像から分かつ決定的な標である。武器を持たず、乗物も伴わない。信者を待って立つという一つの所作だけが、造形のすべてになっている。

名の由来については複数の説がある。ヴァールカリー派の伝えでは、ヴィッタラはサンスクリット・マラーティー語の viṭ(煉瓦)と thal(sthala、立つこと)の合成で、「煉瓦の上に立つ者」を意味する。東洋学者ウィリアム・クルックはこの説明を支持した。一方、詩人聖者トゥカーラームは別の語源を提示する——ヴィッタラは vittha(無知)と la(受け入れる者)の合成であり、「知を欠いた無垢な人々を受け入れる者」を意味する、と。歴史家ラーマクリシュナ・ゴーパール・バンダールカルはさらに別の可能性を示す。ヴィットゥはカンナダ語における「ヴィシュヌ」の訛りがマラーティー語に取り入れられたもので、これに敬意を表す接尾辞 -la と -ba(マラーティー語で「父」)が付いてヴィッタラ、ヴィトーバとなったという。

パーンドゥランガという別名はサンスクリットで「白き神」を意味する。肌の黒い神が「白き神」と呼ばれるという逆説について、バンダールカルは説明を試みている。

系譜と関係

ヴィシュヌ、そしてその化身クリシュナの一形態とされる。妃はラクマーイー(ルクミニー)。

デカン高原の地方神が汎インド的な神話体系に接続される過程を示す例として、カンドーバと並べて論じられる。カンドーバがシヴァの側に接続されたのに対し、ヴィトーバはヴィシュヌの側に接続された。同じ地域で、二つの大伝統への接続が並行して進んだことになる。

文化的足跡

ヴィトーバとその教団の歴史記述は、名の解釈を含めて今も議論が続く領域である。教団と本殿の起源についても諸説あるが、十三世紀にはすでに存在していたことは確実である。

ヴァールカリーの巡礼は、今日のインドで最大規模の徒歩巡礼の一つである。歌いながら歩く数十万人の列が数百キロを進むこの行事は、中世の詩人聖者たちが作った韻文を今も声に出して伝えている。文学と信仰と移動が一体になった実践として、ヒンドゥー教のバクティ運動を理解する要にあたる。

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領分・別名

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資料

Wikidata
Q3296670 — 骨格データの出典
Commons
Vithoba — 図像カテゴリ